『物語の法則』レビュー|創作が楽しくなるハリウッド式のコツを知ろう

日本語の本『物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』を象徴するデジタルイラスト。物語の構造を示す図やキャラクター表現を組み合わせ、創作のエッセンスを表現している。 読書・レビュー

日本語の本『物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』を象徴するデジタルイラスト。物語の構造を示す図やキャラクター表現を組み合わせ、創作のエッセンスを表現している。

「書きたいキャラクターはいるのに、物語が途中で止まっちゃう…」「なんか話がグダグダになってしまう…」

二次創作や小説を書いていると、こんな壁にぶつかったことはありませんか?私も何度も経験があります。そんなときに出会ったのが、**『物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』**という一冊でした。

この本、創作初心者さんにこそ読んでもらいたい理由がたくさんあるんです。

あの名作たちにも共通する「物語のパターン」があった

この本のベースになっているのは、「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」という考え方。世界中の神話や物語に共通する、主人公の成長パターンのことです。

「え、パターン?それって型にはまっちゃうってこと?」と思うかもしれませんが、実はそうじゃないんです。『ハリー・ポッター』『魔女の宅急便』『君の名は。』『鬼滅の刃』…私たちが大好きなあの作品たちも、実はこのパターンを上手に使っているんです。

物語の12の段階って聞くと難しそうですが、要するに:

  1. 普通の日常を過ごしている主人公
  2. 何かのきっかけで冒険に巻き込まれる
  3. 最初は嫌がったり迷ったりする
  4. でも結局、旅に出ることになる
  5. 仲間や敵と出会う
  6. どんどん困難が大きくなっていく
  7. 一番大きな試練がやってくる
  8. それを乗り越えて成長する
  9. 何かを手に入れて帰ってくる

こうして書くと、「あ、確かにそういう話多い!」って思いませんか?

キャラクター作りで迷ったときの強い味方

物語と同じくらい大事なのが、キャラクター作り。でも「この子はどんな性格にしよう?」「脇役はどう動かせばいいの?」って悩むこと、ありますよね。

この本では、キャラクターを「役割」で考える方法を教えてくれます。

主人公:成長したい、変わりたいと思っている人 敵役(アンタゴニスト):主人公の成長を邪魔する存在(悪い人とは限らない!) メンター:主人公を導いてくれる先輩や師匠的な人 仲間:一緒に頑張ってくれる友達 トリックスター:場を和ませたり、意外な展開を作ったりする人

例えば『ハリー・ポッター』なら、ハリーが主人公、ヴォルデモートが敵役、ダンブルドア校長がメンター、ロンとハーマイオニーが仲間…って感じ。

こうやって整理すると、「あ、うちの物語にはメンター役がいないな」「もう少しコミカルなキャラが欲しいかも」って気づけるんです。

「何を伝えたいか」を決めると、物語がブレなくなる

創作していて「なんか話がまとまらない…」って感じるとき、実は「テーマ」が決まっていないことが多いんです。テーマって言うと難しそうですが、要は「この物語で何を伝えたいか」ということ。

「友情って大切だよね」「頑張れば夢は叶う」「家族の絆は強い」…そんなシンプルなことでいいんです。これが決まると、シーンを書くときに「これはテーマに関係してるかな?」って判断できるようになります。

こんな創作をしている人におすすめ

📝 小説や二次創作を書いている人 物語の設計図として使えるので、「次どうしよう…」って迷うことが減ります。

🎬 動画や漫画のストーリーを考えている人 視覚的な作品でも、物語の骨組みは同じ。キャラの動かし方も参考になります。

✍️ ブログやnoteで連載している人 読者を飽きさせない構成のコツが学べます。

🎮 ゲームのシナリオに興味がある人 プレイヤーが「主人公」になる体験を設計するヒントがたくさん。

理論を知って、もっと自由に創作しよう

「型を学ぶと型にはまっちゃうんじゃない?」って心配になるかもしれませんが、実は逆なんです。基本的な構造を知っていると、「ここはあえて外してみよう」「この部分をもっと膨らませてみよう」って、自信を持って冒険できるようになります。

料理のレシピを覚えてから自分なりにアレンジするように、物語作りにもまずは基本の「レシピ」を知ることが大切。この本は、そんな基本レシピを教えてくれる一冊です。

創作がもっと楽しくなるアイテム

物語の構成を考えるときは、アイデアを整理できるツールがあると便利です。私は無印良品の方眼ノートを使って、キャラクター関係図や物語の流れを書き出しています。

また、付箋を使ってシーンの順番を入れ替えながら構成を練るのもおすすめ。頭の中だけで考えるより、視覚化すると物語全体が見えやすくなります。

まとめ:創作の地図として手元に置いておきたい一冊

物語の法則』は、創作で迷ったときに何度も読み返したくなる本です。「感覚で書いてたけど、なんで読者が感動してくれるのかわからない」「もっと説得力のある物語を作りたい」と思っている人にぴったり。

創作って、時には孤独で不安になることもあります。でもこの本があると、「大丈夫、ちゃんと道筋がある」って思えるんです。あなたの物語作りにも、きっと力になってくれるはず。

創作をもっと楽しみたい人は、ぜひ手にとってみてくださいね。


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