説明力がアップする6つのフレームワーク|『頭がよくなる「図解思考」の技術』

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[カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術

[カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術

文章の理解を深めるには「図解」の利用が効果的です。左脳だけでなく、右脳を使って直感的に説明することができるからですね。

そこで今回は、『頭がよくなる「図解思考」の技術』から「6つのフレームワーク」をご紹介します。


図解で使える「6つのフレームワーク」

『頭がよくなる「図解思考」の技術』は図解入門者に対して、その使い方を楽しくやさしく解説しています。以下の6つのフレームワークは、本書P122~133からの抜粋です。詳しくは本書をご覧ください。

1.ツリー型

別名「ロジックツリー」や「ピラミッドストラクチャー」とも呼ばれます。モレなくダブりなく問題点を把握したり、原因の追及にも役立ちます。『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』『入門 考える技術・書く技術』で紹介されているように、論理的な文章を書くために活用することも可能です。

2.マトリックス型

マトリックス型は「SWOT分析」などで使われる2軸を組み合わせたタイプの図解です。メリット・デメリットを把握したい場合や、個々の商品における優劣を明確にしたい場合に使います。

3.フロー型

簡単な作業工程や全体の業務プロセスを可視化するための図がフロー型と呼ばれるものです。マトリックス型と組み合わせることで「バリューチェーン分析」などに応用できます。

4.サテライト型

サテライト型は、複数の要素からとくに重要な要素を個数を決めてピックアップするときに使える図解テクニックです。多いのは3つや5つなど、奇数でバランスが取りやすい個数ですね。

 5.サイクル型

サテライト型と似ているサイクル型ですが、それぞれの結びつきではなく、とくに循環性や動きを表現したい場合に活用します。フロー型とは違って、一連の動作を繰り返す性質を持っています。「PDCAサイクル」などはまさにサイクル型ですね。

6.グラフ型

最後はおなじみのグラフ型です。Excelを使用して丁寧に作成する場合もありますが、右肩上がりを表現したい場合や、それぞれの指標の相関を簡単に示す場合にはフリーハンドでも十分効果的です。

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