改行の位置、間違っていませんか? プロが教える正しい改行ルールと例文

ライティング技術

文章を書いていて、「この辺で改行してもいいのかな……?」と迷ったことはありませんか?

改行の位置ひとつで、文章の印象や読みやすさは大きく変わります。

本記事では、プロのライターが実際に使っている改行のルールとコツを、例文つきでわかりやすく解説します。

「読みやすい」と思わせる文章を目指すなら、ぜひ参考にしてみてください。

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改行とはなにか

そもそも改行とはなんでしょうか。言葉のとおり、「行をあらためること」です。原稿用紙であれば、「。」を区切りとして、1字下げをしつつ新しい行に文章を書き進めること。

ワープロやパソコンであれば、同じく「。」を区切りとして、エンターキーを入力してあたらしい行に文章を書き進めることです。Web媒体などでは、1字下げをしないこともあります。

当サイトの場合には、おおむね2行ごとに改行しています。また、視認性を考慮して、1字下げはしていません(一部、行っている記事もあります)。すべては読みやすさのためです。

読みやすい文章の書き方はこちらの記事にまとめています。

よくある改行の種類

改行のタイミングとして考えられるのは、次のとおりです。

  • 主張が変わるとき
  • シーンが変わるとき
  • 会話文を挿入するとき
  • センテンス(「。」の区切り)ごと
  • 段落(文章のまとまり)ごと
  • その他、文章のリズムづくりなど

どのルールを採用するかによって、改行のタイミングも異なります。それが、改行について明確なルールがないという意味なのです。ですので、正解を探していると苦しくなります。

冒頭でも述べましたが、大切なのは自分なりのルールをもって改行すること、です。また、つねに同じルールで改行する必要はありません。書く文章ごとに、使い分けてもいいのです。

ルールのひとつにはこのようなものもあります。

改行の基本ルール

そのうえで、改行の基本ルールを考えてみましょう。おおむね、次の3つのルールをふまえておけば問題ありません。

1.媒体ごとに最適化する

文章の目的は「読者に読んでもらうこと」です。読まれない文章に価値はありません。ですので、改行のルールについても、媒体ごとに調整することが求められます。

たとえば、論文やレポートなど、少しかたい文章の場合には、改行は少なくていいでしょう。一方で、Webや初心者向けのビジネス書であれば、改行が多めのほうが好まれます。

2.視認性を意識する

媒体ごとに改行を工夫する際に、意識したいのは「視認性」です。視認性とは、目で見たときの確認のしやすさです。全体を文字の羅列として見たときの、視認性を考慮しましょう。

まったく改行がない文章を見てみるとわかりますが、全体が黒っぽく見え、とても読む気になれません。また、改行が多すぎる文章は白っぽく見え、稚拙な印象を与えてしまいます。

3.意味をとりやすくする

視認性を考慮したうえで、さらに、意味のとりやすさについても配慮しましょう。意味のとりやすさとはつまり、文章の前後関係を明らかにすることです。そのために改行をつかいます。

たとえば、「今日は寒い。なぜなら寒波が到来してるから。」という文章に、改行は必要ありません。しかし、「さて本題に入るが……」と続けるなら、改行したほうがいいでしょう。

すべては読者のために

このように、改行のポイントとなるのは“読者”です。読者にとって読みやすいかどうか、わかりやすいかどうかを考慮して、改行するかどうかを決めます。これが改行のルールです。

なぜ読者に配慮しなければならないのか。それは、すべての文章がコミュニケーションのためのツールだからです。個人的なメモや日記をのぞいて、すべては伝達のためのもの。

だからこそ、読者を基準にして、改行を行うのがベストなのです。改行に迷ってしまったときには、第三者の視点から「読みやすいか」「わかりやすいか」と考えてみましょう。

読者を意識して読みやすい文章を書くコツはこちらの記事で解説しています。

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