レポート提出前の完全チェックリスト|100点満点に仕上げる15の確認項目

提出前のレポートをノートパソコンとチェックリストで見直す日本の大学生を描いた2Dイラスト。整理整頓された明るい学習風景。 文章実例・参考記事

提出前のレポートをノートパソコンとチェックリストで見直す日本の大学生を描いた2Dイラスト。整理整頓された明るい学習風景。

「レポートを書き終えた!やっと提出できる…」

ちょっと待ってください!その10分の見直しが、評価を10点以上変えます。

実際に、大学の調査によると、提出されたレポートの約60%に、見直しで防げる単純ミスがあるそうです。逆に言えば、丁寧に見直すだけで、上位40%に入れるということです。

書き終えてホッとする気持ちは分かります。しかし、「書き終わった」と「提出できる状態」は別物です。

この記事では、提出前に必ず確認すべき15項目のチェックリストを、配点付きで紹介します。このチェックリストに沿って見直すだけで、あなたのレポートは確実にレベルアップします。


  1. なぜ見直しが重要なのか?3つの理由
    1. 理由1:書いている時は気づかないミスがある
    2. 理由2:採点者は「細部への配慮」を見ている
    3. 理由3:見直しで確実に点数が上がる
  2. 見直しの基本:3つのステップ
    1. ステップ1:時間を置く(可能なら)
    2. ステップ2:3回読む
    3. ステップ3:声に出して読む
  3. 完全チェックリスト:15項目(100点満点)
    1. カテゴリA:内容(50点)
      1. 1. テーマ・課題に答えているか?(20点)
      2. 2. 構成が論理的で整っているか?(15点)
      3. 3. 主張が明確で一貫しているか?(10点)
      4. 4. 根拠・具体例が十分か?(10点)
      5. 5. 論理の飛躍や矛盾がないか?(5点)
    2. カテゴリB:文章表現(30点)
      1. 6. 主語と述語が正しく対応しているか?(10点)
      2. 7. 接続詞が適切に使われているか?(5点)
      3. 8. 不要な言葉・冗長な表現がないか?(5点)
      4. 9. 文体が統一されているか?(5点)
      5. 10. 適切な語彙と表現を使っているか?(5点)
    3. カテゴリC:形式・技術(20点)
      1. 11. 誤字・脱字・変換ミスがないか?(5点)
      2. 12. フォーマット(形式)が指定通りか?(10点)
      3. 13. 引用・参考文献が正しく記載されているか?(5点)
    4. カテゴリD:最終確認(10点)
      1. 14. タイトルと内容が一致しているか?(5点)
      2. 15. 提出情報が正しく記載されているか?(5点)
  4. 見直しの実践:3つのテクニック
    1. テクニック1:印刷して読む
    2. テクニック2:音読する
    3. テクニック3:他人に読んでもらう
  5. 時間がない時の優先順位
    1. 【最優先】絶対に確認すべき5項目(5分)
    2. 【次優先】できればチェックしたい5項目(10分)
    3. 【理想】時間があればチェックしたい5項目(15分)
  6. チェックリスト:印刷用一覧
  7. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. すべての項目をチェックする時間がありません
    2. Q2. 友達に見てもらうのは、カンニングにならないですか?
    3. Q3. 何回見直しても、ミスが見つからないのですが…
    4. Q4. 見直しで内容を大幅に変えてもいいですか?
    5. Q5. チェックリストの配点は、実際の採点基準と同じですか?
  8. まとめ:見直しで確実に評価は上がる
    1. 見直しの3つの効果
    2. 見直しの鉄則
    3. 最後に
  9. 関連記事

なぜ見直しが重要なのか?3つの理由

理由1:書いている時は気づかないミスがある

執筆中は内容に集中しているため、誤字や論理の飛躍に気づきません。時間を置いて読み直すと、客観的に判断できます。

理由2:採点者は「細部への配慮」を見ている

誤字脱字や形式の誤りは、「雑な学生」という印象を与えます。逆に、丁寧に仕上げられたレポートは、内容以前に好印象です。

理由3:見直しで確実に点数が上がる

同じ内容でも、見直しで10〜20点の差が出ることは珍しくありません。コストパフォーマンスが最も高い作業が見直しです。


見直しの基本:3つのステップ

ステップ1:時間を置く(可能なら)

書き終えたら、最低30分、できれば一晩置くことをお勧めします。

頭がリフレッシュされ、客観的に読めるようになります。

時間がない場合

  • 5分間、別のことをする(ストレッチ、お茶を飲むなど)
  • それだけでも、新鮮な目で見直せます

ステップ2:3回読む

見直しは最低3回、異なる視点で読みましょう。

1回目:内容のチェック

  • テーマに答えているか
  • 論理は通っているか
  • 根拠は十分か

2回目:文章のチェック

  • 文法は正しいか
  • 接続詞は適切か
  • 読みやすいか

3回目:形式のチェック

  • 誤字脱字はないか
  • フォーマットは正しいか
  • 参考文献は完璧か

ステップ3:声に出して読む

声に出して読むと、黙読では気づかない不自然さが分かります。

  • 息継ぎができない文は、長すぎる
  • つまずく箇所は、表現が不自然
  • 違和感がある箇所は、論理が飛躍している

完全チェックリスト:15項目(100点満点)

カテゴリA:内容(50点)

1. テーマ・課題に答えているか?(20点)

最重要ポイント

どんなに文章が上手くても、課題の問いに答えていなければ、大幅な減点です。

チェック方法

□ 課題文をもう一度読み直す
□ 課題の「問い」をノートに書き出す
□ 自分のレポートの「答え」を一文で要約する
□ その答えが課題の問いと対応しているか確認

よくある失敗

❌ 課題:「SNSの功罪について論じなさい」
→ メリットだけ書いて、デメリットを書き忘れる

❌ 課題:「〜についてあなたの考えを述べなさい」
→ 事実の説明だけで、自分の意見がない

改善のポイント

✅ 結論部分に、課題の問いへの明確な答えがあるか確認
✅ 序論で「本稿では〜について論じる」と宣言し、それを守る


2. 構成が論理的で整っているか?(15点)

基本構成のチェック

レポートは「序論→本論→結論」の三段構成が基本です。

チェック方法

□ 序論:問題提起・背景・論述の方向性が示されている
□ 本論:根拠・事例・分析がある
□ 結論:全体のまとめ・主張の再確認がある
□ 各段落が一つのトピックに絞られている
□ 段落間のつながりが自然

よくある失敗

❌ 序論がなく、いきなり本論から始まる
❌ 結論が新しい話題を持ち出す
❌ 段落が長すぎる(一つの段落に複数のトピック)

改善のポイント

✅ 各段落の最初の一文を読んで、全体の流れが分かるか確認
✅ 見出しをつけて(提出時に削除可)、構成を視覚化する


3. 主張が明確で一貫しているか?(10点)

チェック方法

□ 自分の主張を一文で言えるか
□ 序論・本論・結論で主張が一貫しているか
□ 途中で意見が変わっていないか

よくある失敗

❌ 「〜とも言えるし、〜とも言える」と曖昧
❌ 序論で「Aが重要」と言い、結論で「Bが重要」と変わっている

改善のポイント

✅ 結論の最初の一文に、明確な主張を書く
✅ その主張が、序論の問題提起と対応しているか確認


4. 根拠・具体例が十分か?(10点)

チェック方法

□ 主張に対して、根拠が示されているか
□ 抽象的な主張だけで終わっていないか
□ 具体例・データ・事例が含まれているか
□ 「〜と思う」だけで終わっていないか

よくある失敗

❌ 「環境問題は重要だと思う」(なぜ重要か書いていない)
❌ 「多くの人が〜」(何人?何%?データがない)

改善のポイント

✅ 主張→理由→具体例の流れを作る
✅ 「例えば〜」「具体的には〜」を意識的に入れる

修正例

❌ 悪い例

SNSは人間関係に悪影響を与えると思う。

✅ 良い例

SNSは人間関係に悪影響を与える場合がある。例えば、総務省の調査によると、10代の40%が「SNSでのやり取りに疲れを感じる」と回答している。このように、常につながることへのプレッシャーが、精神的負担を生んでいる。


5. 論理の飛躍や矛盾がないか?(5点)

チェック方法

□ AだからBという因果関係が論理的か
□ 根拠と結論がつながっているか
□ 前半と後半で矛盾していないか

よくある失敗

❌ 「人口が減少している。だから経済は成長する」(因果関係が逆)
❌ 「個人の努力が大切」と言いながら、結論で「政府の対策が必要」

改善のポイント

✅ 「AだからB」と書いた箇所をすべてチェック
✅ 本当にAが原因でBが結果か、再確認


カテゴリB:文章表現(30点)

6. 主語と述語が正しく対応しているか?(10点)

チェック方法

□ 長い文で、主語と述語がずれていないか
□ 「〜は」「〜が」に対応する述語があるか

よくある失敗

❌ 「この問題は、多くの研究者が指摘している」
(「問題は」→「指摘している」は対応しない)

✅ 「この問題について、多くの研究者が指摘している」

❌ 「私が興味を持ったのは、環境問題が深刻だからだ」
(「私が」と「だからだ」がずれている)

✅ 「私が興味を持ったのは、環境問題が深刻だからである」

改善のポイント

✅ 長い文(60字以上)は、主語と述語を明示的に確認
✅ 声に出して読んで、違和感がないか確認


7. 接続詞が適切に使われているか?(5点)

チェック方法

□ 「しかし」「そのため」「また」などが論理的に正しいか
□ 同じ接続詞を連続して使っていないか
□ 接続詞がなくても読めるほど、前後のつながりが自然か

よくある失敗

❌ 「SNSは便利だ。しかし、便利だからこそ問題もある」
(「しかし」の前後で矛盾していない→「そして」が適切)

❌ 「また、〜である。また、〜である。また、〜」
(「また」の連続使用は単調)

改善のポイント

✅ 接続詞の前後の関係を確認

  • 順接:だから、そのため、したがって
  • 逆接:しかし、一方で、ところが
  • 添加:また、さらに、加えて
  • 例示:例えば、具体的には
  • 換言:つまり、すなわち

8. 不要な言葉・冗長な表現がないか?(5点)

チェック方法

□ 「〜ということ」「〜のようなもの」など曖昧語を削る
□ 同じ意味の言葉を重複して使っていないか
□ 一文が長すぎないか(60字以内が目安)

削るべき表現

❌ 「〜ということができる」→ ✅ 「〜できる」
❌ 「〜のようなものである」→ ✅ 「〜である」
❌ 「〜という風に考えられる」→ ✅ 「〜と考えられる」
❌ 「非常にとても大切」→ ✅ 「非常に大切」(重複)

改善のポイント

✅ WordやGoogleドキュメントの「検索」機能で「こと」「もの」「という」を検索
✅ 削除しても意味が変わらない言葉は、すべて削除


9. 文体が統一されているか?(5点)

チェック方法

□ 「です・ます調」か「だ・である調」か統一されているか
□ 途中で文体が変わっていないか

よくある失敗

❌ 「SNSは便利だ。しかし、問題もあります。」
(「だ」と「ます」が混在)

改善のポイント

✅ レポートは基本的に「だ・である調」
✅ 最後まで同じ文体を貫く


10. 適切な語彙と表現を使っているか?(5点)

チェック方法

□ 話し言葉を使っていないか
□ 曖昧な表現を避けているか
□ 断定しすぎていないか(適度に「〜と考えられる」)

避けるべき表現

❌ 話し言葉

  • 「〜とか」「〜みたいな」「すごく」「ちょっと」「やっぱり」

❌ 曖昧な表現

  • 「たぶん」「なんとなく」「〜な気がする」

❌ 断定しすぎ

  • 「絶対に〜」「必ず〜」「〜に決まっている」

改善のポイント

✅ 話し言葉 → 書き言葉に変換

  • 「すごく」→「非常に」「極めて」
  • 「ちょっと」→「やや」「若干」

✅ 適度に推量表現を使う

  • 「〜と考えられる」「〜と思われる」「〜の可能性がある」

カテゴリC:形式・技術(20点)

11. 誤字・脱字・変換ミスがないか?(5点)

チェック方法

□ 誤変換(同音異義語の間違い)がないか
□ 句読点の抜けがないか
□ スペルミス(英語の場合)がないか

よくある誤字

❌ 「対象」と「対称」
❌ 「意志」と「意思」
❌ 「制作」と「製作」と「作成」
❌ 「以外」と「意外」
❌ 「関わる」と「係る」と「拘る」

改善のポイント

✅ パソコンで書いている場合、スペルチェック機能を使う
✅ 一度印刷して、紙で読み直す(画面で見落としたミスに気づく)
✅ 最後から逆順で読む(内容ではなく、文字だけに集中できる)


12. フォーマット(形式)が指定通りか?(10点)

チェック方法

□ 文字数は指定の範囲内か(±10%以内が目安)
□ フォント・文字サイズは指定通りか
□ 行間・余白は指定通りか
□ ページ番号はついているか(必要な場合)
□ 提出形式(Word/PDF/手書き)は正しいか

よくある失敗

❌ 文字数が大幅に不足(指定3000字なのに2000字)
❌ フォントが指定と違う(明朝体指定なのにゴシック体)
❌ PDFで提出すべきなのにWord形式で提出

改善のポイント

✅ 課題文や提出要項をもう一度確認
✅ 文字数カウントツールで確認(Wordなら「校閲」→「文字カウント」)
✅ 提出前に、ファイル形式・ファイル名を再確認

文字数の数え方

  • 一般的に「句読点」「記号」を含む
  • スペースは含まない場合が多い
  • 不明な場合は、教授に確認

13. 引用・参考文献が正しく記載されているか?(5点)

チェック方法

□ 他人の文章・アイデアを使った場合、出典を明記しているか
□ 引用部分をカギ括弧「」で示しているか
□ 参考文献リストがあるか(本文で引用したものすべて)
□ 参考文献の書式が統一されているか

よくある失敗

❌ 本文で引用しているのに、参考文献リストがない
❌ 引用部分が不明確(どこからどこまでが引用か分からない)
❌ URLだけ書いて、タイトルや著者名がない

改善のポイント

✅ 本文で引用した文献は、必ず参考文献リストに含める
✅ 逆に、参考文献リストに載せたものは、本文で言及する
✅ 形式(APA、MLA、シカゴなど)を統一する

参考文献の基本形式(日本語)

著者名(発行年).『書名』出版社.
著者名(発行年).「論文タイトル」『雑誌名』巻(号), ページ.

カテゴリD:最終確認(10点)

14. タイトルと内容が一致しているか?(5点)

チェック方法

□ タイトルがレポートの内容を正確に表しているか
□ タイトルと結論の方向性が一致しているか

よくある失敗

❌ タイトル:「SNSの意義について」
→ 内容:SNSの問題点ばかり書いている

❌ タイトル:「環境問題の解決策」
→ 内容:問題の説明だけで、解決策が薄い

改善のポイント

✅ タイトルは最後につける(内容が決まってから)
✅ タイトルを見て、内容が予測できるか確認


15. 提出情報が正しく記載されているか?(5点)

チェック方法

□ 学籍番号・氏名・学部学科が正しいか
□ 科目名・担当教員名が正しいか
□ 提出日が記載されているか
□ ファイル名が適切か(例:学籍番号氏名科目名.docx)

よくある失敗

❌ 学籍番号を間違える(誰のレポートか分からない)
❌ ファイル名が「レポート.docx」(他の学生と重複)
❌ 別の授業のレポートを提出してしまう

改善のポイント

✅ 学生証を見ながら、学籍番号を確認
✅ ファイル名は「学籍番号氏名科目名」など、誰のどの課題か明確に


見直しの実践:3つのテクニック

テクニック1:印刷して読む

画面で見るのと、紙で見るのでは、気づくポイントが違います。

印刷のメリット

  • 全体の流れが把握しやすい
  • 誤字脱字に気づきやすい
  • 書き込みながら修正できる

印刷できない場合

  • PDFに変換して読む(見た目が変わるので、新鮮な目で見られる)
  • フォントや文字サイズを変えて読む

テクニック2:音読する

黙読では気づかない不自然さが、音読で明らかになります。

音読のメリット

  • 息継ぎができない文 = 長すぎる文
  • つまずく箇所 = 表現が不自然
  • 違和感 = 論理が飛躍している

恥ずかしい場合

  • 小声でつぶやく
  • 心の中で音読(頭の中で声に出す)

テクニック3:他人に読んでもらう

可能なら、友人や家族に読んでもらいましょう。

他人に読んでもらうメリット

  • 自分では気づかない分かりにくさが分かる
  • 論理の飛躍を指摘してもらえる
  • 客観的な感想が聞ける

お願いの仕方

  • 「内容じゃなくて、読みやすさだけチェックして」
  • 「分かりにくい箇所に線を引いて」
  • 「5分だけお願い」

時間がない時の優先順位

締切直前で、すべてをチェックする時間がない場合、以下の優先順位で確認しましょう。

【最優先】絶対に確認すべき5項目(5分)

  1. テーマに答えているか(配点20点)
  2. 文字数は範囲内か(配点10点)
  3. 学籍番号・氏名は正しいか(配点5点)
  4. 提出形式は正しいか(配点10点)
  5. 誤字脱字の最低限チェック(配点5点)

→ これだけで50点分を守れる

【次優先】できればチェックしたい5項目(10分)

  1. 構成が整っているか(配点15点)
  2. 主語と述語の対応(配点10点)
  3. 根拠・具体例が十分か(配点10点)
  4. 引用・参考文献(配点5点)
  5. タイトルと内容の一致(配点5点)

→ +45点分を確保

【理想】時間があればチェックしたい5項目(15分)

  1. 主張の一貫性(配点10点)
  2. 接続詞の適切さ(配点5点)
  3. 不要な表現の削除(配点5点)
  4. 文体の統一(配点5点)
  5. 適切な語彙(配点5点)

→ さらに+30点分


チェックリスト:印刷用一覧

【A:内容(50点)】
□ 1. テーマ・課題に答えているか?(20点)
□ 2. 構成が論理的で整っているか?(15点)
□ 3. 主張が明確で一貫しているか?(10点)
□ 4. 根拠・具体例が十分か?(10点)
□ 5. 論理の飛躍や矛盾がないか?(5点)

【B:文章表現(30点)】
□ 6. 主語と述語が正しく対応しているか?(10点)
□ 7. 接続詞が適切に使われているか?(5点)
□ 8. 不要な言葉・冗長な表現がないか?(5点)
□ 9. 文体が統一されているか?(5点)
□ 10. 適切な語彙と表現を使っているか?(5点)

【C:形式・技術(20点)】
□ 11. 誤字・脱字・変換ミスがないか?(5点)
□ 12. フォーマットが指定通りか?(10点)
□ 13. 引用・参考文献が正しく記載されているか?(5点)

【D:最終確認(10点)】
□ 14. タイトルと内容が一致しているか?(5点)
□ 15. 提出情報が正しく記載されているか?(5点)

合計:____/100点

このチェックリストを印刷して、レポート提出前に必ず確認しましょう!


よくある質問(FAQ)

Q1. すべての項目をチェックする時間がありません

A. 「時間がない時の優先順位」セクションを参考に、まず最優先5項目だけでも確認してください。それだけで50点分は守れます。

Q2. 友達に見てもらうのは、カンニングにならないですか?

A. 内容についてアドバイスをもらうのは問題ですが、「読みやすさ」「誤字脱字」のチェックを頼むのは問題ありません。不安な場合は、教授に確認しましょう。

Q3. 何回見直しても、ミスが見つからないのですが…

A.

  • 時間を置く(一晩寝かせる)
  • 印刷して読む
  • 音読する
  • 他人に読んでもらう

これらの方法で、新しい視点から見直せます。

Q4. 見直しで内容を大幅に変えてもいいですか?

A. はい。見直しの段階で「これは違う」と気づいたら、大胆に修正してOKです。ただし、締切に間に合うように時間配分を考えましょう。

Q5. チェックリストの配点は、実際の採点基準と同じですか?

A. この配点は一般的な重要度を示したものです。実際の採点基準は、科目や教授によって異なります。課題文に採点基準が書かれている場合は、それを優先してください。


まとめ:見直しで確実に評価は上がる

レポートは、書き終わった後の10分で完成度が大きく変わります

見直しの3つの効果

  1. 単純ミスを防げる:誤字脱字、フォーマット違反など
  2. 論理を整えられる:飛躍や矛盾に気づける
  3. 印象が良くなる:丁寧に仕上げられたレポートは、それだけで好印象

見直しの鉄則

鉄則1:時間を置く
書き終えたら、少し休憩。客観的な目で見られるようになります。

鉄則2:3回読む
1回目:内容、2回目:文章、3回目:形式

鉄則3:音読する
黙読では気づかない不自然さが分かります。

鉄則4:チェックリストを使う
この記事のチェックリストを印刷して、一つずつ確認しましょう。

最後に

「完璧なレポート」を最初から書ける人はいません。

重要なのは、書いた後に丁寧に見直し、磨き上げることです。

この記事のチェックリストを使えば、あなたのレポートは確実にレベルアップします。

10分の見直しが、10点の差を生みます。

提出ボタンを押す前に、もう一度、このチェックリストを確認してみてください。

あなたのレポートが高評価を得られることを願っています!


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