人生の迷いを消すために必要な考え方

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 「この世に生まれたからには何かを成し遂げたい」。向上心が強い人の多くは、そのように考えているかと思います。自分を高め、成長し、行動し、その先にある“何か”を成し遂げることを目指し、日々、生きていることでしょう。

 ただ、自分が何をすればいいのか分からないと、徐々に迷いが生じます。とくに人から与えられた規律や行動ばかり重視し、自分の考えやそこから生じる行動ができないと、人生の迷いはどんどん大きくなる一方でしょう。

 『論語』には「四十にして惑わず(不惑)」という言葉もありますが、年齢にかかわらず、いくつになっても迷い続けている人もいるはずです(孔子も五十まで天命を知らなかったわけですから……)。

 ただその迷いから自分を解き放つことができないと、人生は、焦点を欠いたものとなってしまいます。

■人生には迷いがつきもの

 たしかに、人生には迷いがつきものです。「どうするべきか」「何を選択しよう」「失敗したらやだな」「何をすればいいんだ」など、迷いの種類はさまざまです。しかも純粋な子どもより、複雑な大人のほうが、迷いの種類は多いです。

 なぜなら大人の迷いは、必ずしも自分だけの問題ではなく、周囲を巻き込むことが多いためです。たとえば家計を支えている人であれば、「自分が働かないと家族が食べていけない」という前提のもの、「それでも今の仕事を続けるべきか」と迷います。

 あるいは、「この人と結婚するべきか」と悩んでいる人がいたとき、周囲の人や両親が反対すれば、その迷いはさらに深いところに落ちていくでしょう。そして自分の決断が、周囲に影響を及ぼすと思い、迷いは迷宮入りしていきます。

 そのときに、自分を支えてくれるものがあるとすれば、それは「自らの決断の軸」ではないでしょうか。その軸は、できる限り外部に求めるのではなく、自分の内側に培っておくべできだと思います。その軸がある人は、迷いを断ち切り、決断できるようになります。

■なぜ迷いを消すべきなのか?

 もちろん、すべての迷いが悪いかというと、そうではありません。まったく迷いがない人生は、思考を欠いたつまらない人生になり兼ねず、また迷いや戸惑いが人を成長させることもあります。その点、迷いが必要なこともあるのです。

 一方で、よくない迷いもあります。それは、ただ浮かんでくるボンヤリとした不安を悶々と抱き、他人との駄弁りに逃げたり、趣味に逃げたり、酒に逃げたりするときの悩みです。私も若いうちは、そのような迷いを抱えながら、逃げ続けたものです。

 もっとも、現在でも逃げることはありますが、少なくとも、迷いの正体を突き止めようとする意志は身につきました。そのため、無意味に逃げるのではなく、問題を問題と認識したまま必要に応じて「空白をあける」ことができるようになったと感じています。

 そのようなときの悩みや迷いは、自分を現状から変えてくれるきっかけとなります。内的にも外的にも、世界は変化を伴います。その変化を忘れ、私たちは今にとどまろうとする。それを変えてくれるのが、迷いであり悩みでもあるのです。

 迷いを消すというのはつまり、「不要な迷いを消す」ということに他なりません。そして、迷いを消すために自分が抱えている問題に立ち向かい、何が問題なのか、それを解決するには何が必要なのかを考えること。それが何よりも大事です。

■迷いの原因と解決策

 迷いの原因は、自分が否定してこなかったことにあります。それは「常識」や「一般論」と言ってもいいのですが、場合によっては「習慣」や「日課」などにも反映されています。それらに疑問をもたなければ、迷いの根本にはたどりつけません。

 「何かモヤモヤする」と思っている人が、その原因を仕事にあると理解したら、その先にあるのは「仕事を続けるべきか、やめるべきか」という選択であるべきです。そのような選択を避け、「何か気晴らしをしようかな」と逃げるのは得策ではありません。

 なぜなら、何ら根本的な解決にならないからです。逃げるのは簡単ですが、迷いの元に立ち向かわない限り、悩みはどこまでも付いてきます。それによって辛くなるのは自分自身であり、それは自分を苦しめていることに他なりません。

 そうであるなら、常識や一般論、あるいは習慣や日課にとらわれず、ゼロベースで迷いに向き合うしかありません。とれる選択をすべて挙げ、損得を無視して考えてみる。迷いと、がっぷり四つに組み合うのです。

 その先に最適解があるとは限りませんが、少なくとも、「自分が何を大切にしているのか」は見えてくるでしょう。実は、それが自分軸の根幹であり、生まれてきた意味を知るための最も近道と言えるのです。

■まとめ

・人生には迷いがつきもの。
・迷いには「いい迷い」と「悪い迷い」がある。
・いい迷いは、人生を前に進めてくれる。
・意味もなく迷いから逃げるのはやめるべき。

 人生を好転させるために、ぜひ、迷いに向き合う勇気を持ちましょう!

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