ブランディング効果を考える!電子書籍のメリット・デメリット

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書籍を出版したい!と考える経営者や個人事業主に対し、広く門戸を開いているのが電子書籍業界。

読む側としても、タブレットなどで電子書籍を利用する方は増えているようですが、そのメリットとデメリットはよく理解しておくことをおすすめします。

この記事では、電子書籍の歩みと現状、書籍ブランディングへの効果などをご紹介します。

電子書籍のメリット・デメリット

電子書籍のメリットおよびデメリットは次のとおりです。

電子書籍の登場により出版ハードルは低下した

電子書籍が本格的に日本に取り入れられたのは2010年。「電子書籍元年」と呼ばれ、出版界に旋風が巻き起こりました。そこから急速に普及が始まり、電子書籍専門の出版社も数々生まれました。

電子書籍は紙の書籍に比べ、コストがほとんどかかりません。書籍はデータで管理されるため、印刷する必要も、在庫を抱える必要もないからです。そのため、短期間にたくさんの書籍を出版することも可能となり、同時にたくさんの人が著者になれる時代になりました。

紙の書籍だと採算の成り立たないような、文量の少ないもの、売れ行きが未知数なものも、コストの低い電子書籍であれば簡単に出版できます。本を書きたいと思っている人は、いつでも自分の文章を出版できるようになったのです。

紙の書籍であれば、企画を通すところから、編集・校正・校閲など、何重もの壁を乗り越えないといけない一方、電子書籍の場合は、原稿があればすぐにでも出版できる。そこが電子書籍のメリットです。

そもそもなぜ書籍にはブランド力があるのか

こうして出版ハードルは低下しました。しかし、誰でも電子書籍を出せるということは、裏を返せば、電子書籍を出したからといって、差別化や権威づけすることはできないということ。つまり、電子書籍を出せば読者は自社を信頼してくれる、というわけではないのです。

逆に紙の書籍であれば、検閲が厳しい分、信頼につながる可能性は高くなります。そこが、電子書籍の大きなデメリットではないでしょうか。

そもそも、書籍にブランド力があるのは、本が情報保存の手段として長年役立ってきたという歴史と、何人もの目に触れて内容を確認してから世に出されることが大きな理由です。書籍出版による集客やブランディングは、書籍という信頼性のあるメディアだからこそ効果を発揮するものなのです。

先日、DeNA運営のキュレーションメディアが大問題となりましたが、あのように十分に確認がなされないまま乱発するだけの媒体に信頼は生まれません。電子書籍専門出版社も、中には校正や校閲が甘いところもあります。少しの甘さが積み重なって、信頼性のないメディアだと判断されてしまえば、効果はむしろ逆に発揮されてしまうかもしれません。

何度も言いますが、ブランディングの鍵は「信頼」ですので、よく注意しておきたいものです。

読書に関する調査結果

2016年2月に行われた調査で、以下のことが判明しました。

電子書籍利用率、無料コンテンツは22.9%、有料コンテンツは16.5%、昨年と横ばい
紙書籍で読書している人は83.0%、購入先は「書店」が85.5%
紙・電子書籍の両方で読書している人の54.0%が「紙書籍のほうが多い」と回答

※調査対象:20~59歳の男女2,201人
MMD研究所「2016年電子書籍および紙書籍に関する調査」
引用元:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1529.html

若い世代だけに絞ると少し結果は変わりそうではありますが、電子書籍の読者はまだまだ多くないようです。また、両方読んでいる人も、紙の書籍を読むことのほうが多いとの結果でした。

自社のターゲットはどちらを読むか

経営者や個人事業主がいちばん考えたいことは、自社書籍の読者は紙の書籍と電子書籍、どちらに親しんでいるのか、ということ。

上で述べた調査結果により、読む量だけでいうと紙の書籍の勝ちとなりそうですが、ターゲット層へのインパクト、拡散力といった面を考えると、どちらが向いているかは企業によるでしょう。

ターゲット層に親しまれるものであれば、書籍出版する価値がありますので、そこは自社のブランドを見きわめる必要があります。

両方出すこともできる

電子書籍か紙の書籍か、ということではなく、両方とも出すという方法もあります。これは出版社にもよりますが、紙と電子を同日に発売してくれるところ、紙の売れ行き次第で電子化するところなど、さまざまな方法があります。

ただし、これは電子書籍専門出版社ではできないことなので、かならず紙の書籍を扱ってくれる出版社に持ち込む必要があります。両方出すことのメリットは、書店で見つけた場合も、ネットやテレビで見つけた場合も、読者の目に留まったときにいつでも手に入れられるところです。

電子書籍と紙の書籍は敵対しているものではなく、それぞれの層を持っているものです。それぞれの強みを生かして、最大効果を生みたいですね。

まとめ

以上のように、電子書籍には紙の書籍にはないメリット・デメリットがあり、読者の好みもあります。出版にあたり、どの方法が最も効果的か考え、ブランディングに役立てていきましょう。

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