社会人大学院(MBA)の入試において、欠かせないのが「書類の提出」です。研究計画書の内容や面接、筆記試験の評価がよくても、提出書類に不備があれば入学することはできません。なるべく早めに用意しておきましょう。
こちらの記事では、社会人大学院(MBA)入試における「提出書類の準備」について解説しています。主な提出書類は以下のとおりです。
・入学願書
・卒業証明書
・成績証明書
・推薦書(承諾書)
・健康診断書
・外国語成績証明書(英文の成績証明書)
・卒論または研究論文(文学研究科などの場合)
※複数の大学院を受験する場合も考慮して、複数枚用意しておくと便利です。
入学願書
入学願書については、各大学院によってフォーマットが決まっています。通常、履歴書と同じような項目が並んでいます。たとえば、「住所」「氏名」「学歴」「職歴」「資格」などの記入項目に加え、顔写真を添えて提出します。
卒業証明書・成績証明書
大学の卒業証明書・成績証明書は、卒業した大学に請求するかたちで入手します。通常、大学の事務室に行き、直接もらうか、あるいは郵送での請求となります。発行まで数日ほどかかる場合もありますので、早めに請求しておきましょう。
健康診断書
健康診断書は、募集要項に添付されている場合もあれば、病院などから任意でもらったものをそのまま添付する場合もあります。各大学院でフォーマットを確認しておきましょう。医療機関には平日に行くことになりますので、スケジュールを確保しておいてください。
推薦書(承諾書)
推薦書(承諾書)とは、提出が義務付けられている大学院にのみ提出する書類です。具体的には、会社の上司などに書いてもらい、それが評価の対象になります。こちらも相手があることなので、できるだけ早めに書いてもらうようにしてください。
外国語成績証明書(英文の成績証明書)
外国語成績証明書とは、いわゆる英文で書かれた成績証明書のことです。提出が義務付けられている大学院にのみ提出します。よほど英文に精通した方でなければ、作成に相応の時間がかかります。また、完成後は英語の専門家に内容をチェックしてもらいましょう。
卒論または研究論文(文学研究科などの場合)
MBAの場合はほとんどありませんが、文化研究科などの学科であれば、卒業論文や研究論文の提出を求められる場合があります。過去に作成したものがあれば、提出できる準備をしておきましょう。論文作成の参考にもなります。
売り上げランキング: 24,451