信じることが仕事を変える|「19時に帰ったら、全てが変わった」小室淑恵さんに聞くワーク・ライフバランス【Woman’s Story】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「19時に帰ったら、全てが変わった」小室淑恵さんに聞くワーク・ライフバランス【Woman’s Story】|HAFF POST

 「ワーク・ライフ・バランス」ではなく「ポジティブシンキング」の話。

「女性も仕事ができるんだ!」

 同じ講演に参加しても「ふ~ん、そうなんだ。なるほど」で終わってしまう人もいれば、「だったら私も挑戦してみたい!」という人もいる。前者は知識が「トリビア的」なところでとどまってしまい、行動へと昇華しない。反対に後者は行動が前提にあるから、知識の吸収が目的とならない。

 知識の吸収から行動への流れが自然とできている人は、サイクルの中で新しい知見を「とめどなく」浴びて身に付けることができる。だからどんどん成長していくし、どんどん変わっていく。

「19時に帰ればうまくいくんだ!」

 考え方がポジティブだから、大手企業にいる無能な上司の「残業するな」の言葉からも、仕事における重要な要素を吸収できる。言葉の真意はわからないが、それを探ろうとはせず、行動後のプラスの結果を受け入れる。

 もしこの言葉を、仮に、「疑い」がつねに先にくる人が聞いたとら。「あの人は何も分かっていいない」と、馬耳東風とばかりに聞き流してしまっただろう。そこで泳ぎ続けるかぎり井の中の蛙から抜けだせない。

「残業しなくてもいいんだ!」

 ポジティブシンキングは自己都合をもプラスに変える。仕事のために残業をしないのではなく、家族のために残業を削ったことを、「仕事の成果をあげるには残業は不要だ」と結びつけてしまう。

 挙句の果てにはワーク・ライフ・バランスを日常から仕事のヒントを得ること、と曲解してしまう。たいしたものだ。

女性も 男性も 暮らしも 職場も happy!に 年代別 女性の健康と働き方マニュアル―ワーク・ライフ・バランスとヘルスケア
NPO法人女性の健康とメノポーズ協会 三羽良枝 安井禮子 有馬牧子
SCICUS
売り上げランキング: 174,541
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です