ディー・エヌ・エー(DeNA)が提供する次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」が、2018年12月5日(水)からスタートした「0円タクシー」。話題になっていますね。
さっそく乗ってみましたので、その乗り方と注意点について紹介します。
0円タクシーが走っているのは渋谷区、新宿区、中央区、千代田区付近のみ
まず、0円タクシーが走っているところですが、渋谷区、新宿区、中央区、千代田区付近のみとなります。
また、運行可能エリアは「東京23区のみ」です。厳密には、東京23区と武蔵野市、三鷹市が対象となっているようなので、注意してください。
・次世代タクシー配車アプリ「MOV」 新たな移動体験を実現する取り組み「PROJECT MOV」始動
ちなみに、私が乗ったのは日比谷(千代田区)からでした。住まいである台東区でも、何度か見かけているのでチャンスがありそうです。
0円タクシーの仕組みとは(返報性の法則)
ところで、なぜ0円でタクシーを走らせることができるのでしょうか。それは、スポンサーがついているためです。今回は、日清どん兵衛がスポンサーでした。
車体を見てみるとわかるように、全面に日清どん兵衛がラッピングされています。車内にも、モニターを含めて、どん兵衛だらけであるのがわかります。
つまり、私たちは0円でタクシーが乗れる代わりに、日清さんがタクシー代を支払ってくれている、ということですね。これは、「日清どん兵衛を買わなければ!」という気になります。
ちなみに運転手さんも、「お客さんが「あとでどん兵衛買わなきゃね」と話しているのをよく聞きます」と言っていました。これって、『影響力の武器』の返報性の法則かもしれませんね。
車内はこんな感じ。
乗りたければアプリをしつこくチェックするべし!
実は、実際に0円タクシーに乗るまでには、かなり苦労しました。MOVアプリを何度も立ち上げては、0円タクシーがいることを確かめては、ひたすら連打。
コツとしては、アプリを立ち上げて「ここで乗る」を押したあと、「行き先を入力」の下に「タクシー会社を指定する」があるので、そこでお気に入りに「0円タクシーby日清のどん兵衛」を入れておきましょう。そうすると、次からは自動的に0円タクシーを探してくれます。
実際、走行台数はわずか50台らしいので、つかまえるのは至難の業でしょう。普段遣いには適していませんが、いい体験にはなると思いますよ。無料ですし。
降車時にはプレゼントも
さらに、降車時にはプレゼントももらえます。ポケットティッシュです。中にはこんなカードも入っていました。ぜひみなさんも、チャレンジしてみてください。