誰がヤフトピを倒す? 過熱するニュースアプリ戦争を読み解く──SmartNews、グノシー、LINE NEWSほか|Appllio
倒せるの……かな?
アプリでニュースを見るなら
アプリでニュースを見ることが一般的になれば。なるほど『ヤフトピ』の牙城を崩せるかもしれない、というわけですな。ただ面白いんだよな、ブラウザで見る『Yahoo! JAPAN』は。
内容うんぬんもそうだが、メールやら『GyaO!』やらでとりあえずチェックしたくなる。俗っぽいニュースのチョイスも嫌いじゃない。バランスも取れてる。ユーザーに対して「見ておくか」という気にさせるのはなかなか無い。人の手によってニュースが選ばれているわけだから、それが結局は強みなのかもしれない。
Yahoo!が強力なアプリをだしたら?
もしYahoo!が強力なアプリをリリースしたらどうだろう。たしかに今のアプリは弱い、と言うか面白みに書けるといった印象だが(ブラウザで十分)、これだけニュースアプリが盛況なのだから何かしら考えているのではなかろうか。と思ったら、「ヤフーニュースアプリ」もそこそこ使い勝手が良くなっているみたいだ。
オススメニュースアプリ
言わずと知れた王様「Yahoo!ニュース」。週間PV数は約143億PV (2013年4月週平均 Yahoo! JAPAN調べ)。
著名人がどんな記事を読んでいるか、そしてどんな感想をもっているかを知ることができるアプリ。誰をフォローするかも自由に決められるのでノイズの収集にも最適。有料コンテンツの質向上が今後の課題。
ご存知「無料通話アプリLINE」でおなじみのニュースアプリ。サクッと話題をチェックするのに便利。各社のニュース記事をまとめているので、深堀りしたい場合にはそれぞれの記事をチェックすることもできる。使い勝手も良好。
多彩なジャンル、圏外でもニュースをチェックできる「Smartモード」 、twitterのつぶやきからも話題を解析するなどの特徴がある。デザインも秀逸だが、最新ニュースの受信に時間がかかるというマイナス点も。
当初は独自のアルゴリズムで個々人のソーシャルメディアへの投稿を解析し、興味に合った記事を配信してくれるキュレーションアプリであった。しかし、間近のアップデートでは収益化を目的に「Smart News」化している。
過去に一度だけ依頼を受けて記事を提供したことがある。しかしとある編プロと意見があわず、掲載されなかった。デザインはオシャレだが、まとまりがなくエンタメ指向。また宣伝も多い。
記事を要約する機能が便利なニュースアプリ。興味のあるタグをフォローすれば、独自に学習もしてくれる。字が小さくて読みにくいのが難点。新たな機能がなければ生き残りは難しい印象。
自分が知りたいニュースのテーマを選択して、独自に収集してくれるニュースアプリ。テーマは100万以上あるとのこと。関連する記事をさかのぼって読めるのも便利。今後に期待。以下の記事も参考に。
気になる話題を自動収集する「カメリオ」、グローバル・ブレインから5000万円調達|TechCrunch
カメリオはスケールしないと思うけど、記者や広報には役立つニュースアプリかもね|THE STARTUP
最後は少々変わり種。webのニュースを自動音声に変換して聞けるアプリ。ジャンルは独自に設定できる。手が使えない満員電車内や運転中には良いだろう。ほとんど概要だけなので、気になるものは後で個別にチェックする必要がある。ちなみに提供は「SONY」。
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