やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい―メタボが気になる方に朗報!|PHP Biz Online 衆知
ビールは太らない。太るのは「我慢する」ひと。
ダイエットをやめて「健康的な生活習慣」を
なぜダイエットが成功しないのか?答えは簡単である。「普段と違う生活習慣を自分に押し付けている」からだ。だから続かない。ちょっとイライラしたり不調になるとすべてダイエットのせいにする。
アルコール中毒の人間がアルコールをやめると、「何をやっても楽しくない」と感じるそうだ。だがそれは間違っている。楽しくないのはアルコールがないからではなく、あなたに「楽しむ姿勢がないから」である。
その前提がないために「楽しむ事こそ人生だ」「楽しくないなら飲もう」「効果がないから食べよう」となってしまう。人間は自分が思っているほど幸福でも不幸でもない。物に依存するのはやめよう。
行うべきなのはダイエットではなく、健康的な生活習慣だ。
意志などあてにならない
ただ、自分の意志をあてにして健康的な生活習慣を目指しても失敗する可能性は高い。そもそも意志があてになるなら継続に価値などない。誰にでもできる。
だからルールを決めるのだ。休肝日を設定して飲む。「1日ビール◯本」などと決めなくても良いだろう。まずは休肝日を設定してそれを習慣化する。とくに週末は飲まないことが肝要だ。飲み過ぎる危険性がある。
あとは随時、自分の体にたずねると良い。毎日が霞(かす)んでいるならそれは不調だ。疲れているか、飲み過ぎか、寝不足か食べ過ぎである。
コロコロ変わる専門家の意見など、話半分に聞いていれば良い。規定のアルコール量を守っていて、それであなたが病気になったとしても、彼らは責任をとらない。そして鬼の首を取ったように言うのだ。
「新たな事実がわかりました!」、と。
浴びるほど飲んだあとに
私も浴びるように酒を飲んだことがある。何度もある。その度に思うことが「最終的な意思決定は自分が行っている」ということ。寂しくなったら飲むのをやめて、元気になったらまた飲めば良い。
酒の量は自分で決めるのだ。適量など野暮(やぼ)なだけである。
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