なぜ、フリーランスには「ラクして儲けている」人がいないのか

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お金とはつまり「対価」です。労働の対価、時間の対価、価値の対価。いずれにしても、何らかの対価なくしてお金を得ることはできません。ビジネスパーソンであれば、労働・時間・価値のいずれか、あるいはすべてを提供して対価を得ています。

ただ、雇われている人間とは異なり、フリーランスには大きな特徴があります。それは、「ラクして儲けている」人がいないこと。その理由をご紹介します。


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独立とはつまり「戦時下への突入」である

フリーランスになるのはカンタンです。雇われている身から脱し、宣言するだけ。それだけで、明日からでも、この瞬間からでも独立は可能です。ただ、これまでのように、頼りにしてきた会社や、上司や、同僚や、その他おおくの関係者はもはや単なる他人と化します。

これはつまり、平時から戦時下へと突入することに等しい。ビジネス用語には「戦略」や「戦術」などの戦争用語が使われていますが、それはまさに、戦争とビジネスとの共通点が多いため。違いはと言えば、目に見えるカタチで血が流れないことぐらいでしょうか。

だれも助けてはくれない

そのような戦場で生き残っていくには、自分の身は自分の身で守るしかありません。だれも助けてはくれないのです。もちろん、黙ってなにもしなければ、手を差し伸べてられることもない。みんな、自分のことで精一杯なのです。

かつての同僚、友人、知人、両親までも、独立した人間の仕事に、直接的に、関与することはできません。したとしても、それは短期的なものでしかなく、とうぜん効果も限定的。商売の基本である「反復継続的な営利活動」にはなりません。

努力なしには生き残れない

では、どうすればいいか。ただひたすら努力するのです。スキルがなければ磨く。ノウハウがなければ学ぶ。戦略が構築できないのなら身に付ける。戦術が浮かばないなら情報を集める。日々、そのくり返しです。

もちろん、その間、実務もこなさなければなりません。自分を食わせるのは、自分しかいないのです。努力なしには生き残れない。それがフリーランスの世界です。食糧を確保したければ走る。流れ弾に当たりたくなければ避ける。立ち止まれば打ち死ぬだけ

だれが自らの首をしめるというのか

そのうえで、はたして、だれが自分の首をしめるようなマネをするでしょうか。たとえば、「手を抜いて依頼をこなす」「適当に終わらせる」「誰かに丸投げする」。その結果は明らかです。次の依頼はもらえない

つまり、ラクして儲けられるほど、甘い世界ではないのです。経歴も、実績も、コミュニケーションスキルも、経営、経理、総務、営業、ブランディング、サイト作成、その他おおくのスキルがなければ、到底、やっていけません。それがフリーランスです

疑うべきなのは「仕事」ではなくコンセンサス

そのため、「手を抜いているのでは?」という批判(あるいは誤解)ほど、フリーランサーを怒らせるものはありません。それは、あまりにも、想像力が欠如している。命の危険がある戦場で、だれが敵に背中を見せると言うのでしょうか。

疑うべきなのは、仕事そのものではなく、コンセンサスだけです。合意内容について、不理解があったかどうか。問題はそこだけです。フリーランスは、つねに、全力で立ち向かわなければ命がないということを、どうか忘れないようにしていただきたいものです。

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