すぐれた論文を書くための必須事項 「論理的な文章」とはなにか

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論理的な文章

なにが言いたいのかわからない」「話の内容がつかみにくい」。あなたは、そのような文章に遭遇したことがありませんか。もしそれが、仕事上でのことであれば、はなはだ迷惑でしかありません。理解しにくい文章を、なんとか理解しようとすることほど、ツライことはありませんから……。

きっと、そのような文章に足りていないのは「読者への思いやり」でしょう。ただ、それではちょっと抽象的なので、ここでは「文章の論理」について考えてみたいと思います。論理的な文章が書ければ、その文章が論文でも、レポートでも、あるいは企画書でも、より伝わるものになるはずです。

(参考:論文の書き方


論理的な文章とは

論理的な文章とは、話の筋道がとおっている文章のことです。「言いたいことがわからない」「話の内容がつかみにくい」文章は、論理が飛躍していたり、あるいは結論がないために、話の筋道がとおっていない状態にあります。

話の筋道がとおっていないと、読者は内容を理解できません。たとえば「雨が降ったから、私は気分がいい」と言われても、なんのことかわからないでしょう。これは、話の筋道がとおっていない文章です。

話の筋道をとおすと、次のようになります。

「私は雨が好きだ。なぜなら雨音が耳に心地いいから。そしていま、雨がふっている。だから私は気分がいい」。

論理的な文章に必要な要素

話の筋道をとおすには、それぞれ必要となる要素を盛り込まなければなりません。たとえば、論理的な文章に必要なものは、次のとおりです。

・結論(主張)
・目的(結論の補完)
・根拠(理由)
・事例(根拠の補完1)
・例外の排除(根拠の補完2)
・まとめ

・結論(主張)

文章全体として言いたいこと、伝えたいことが「結論(主張)」です。これが明らかになっていないと、何を言いたいのかがボヤけてしまいます。

・目的(結論の補完)

なぜその結論を主張したいのかを明らかにしたものが「目的」です。結論を述べるべき理由について伝えることで、主張に対する理解を補完します。

・根拠(理由)

結論へといたるための道筋に配置するべきなのが「根拠(理由)」です。客観的に正しいと思われる根拠を複数個用意することで、結論の説得力が高まります。

・事例(根拠の補完1)

読者に結論のイメージを想起させるために活用できるのが「事例」です。事例に観察事項や実験で得られたデータを加えることで、より信ぴょう性が高まります。

・例外の排除(根拠の補完2)

主張には必ず反論がつきものです。例外をふくめた反論への対策を講じるのが「例外の排除」です。ただし、必ずしも完全に排除することができるとは限りません。

・まとめ

読者の理解をうながすために、要所要所に「まとめ」を配置しておきましょう。反復して主張をくり返すことにより、より深く理解してもらえる可能性があります。

論理的な文章を書く際に意識したいこと

その他、論理的な文章を書く際に意識しておきたいことは、次のとおりです。

・言葉の定義はなされているか?

自分で理解している言葉の定義と、社会一般で理解されている言葉の定義が、必ずしも同一とは限りません。主張をするには、その前提として、言葉の定義をしておくと親切です。

・結論と根拠の因果関係は正しいか?

結論と根拠との因果関係を確認することも大切です。たとえ結論と根拠をしっかりと用意していても、それぞれが関連しておらず、論理が飛躍していては意味がありません。

・使用する資料の信ぴょう性に問題はないか?

また、裏付けとなる資料は、信ぴょう性の高いものを選んで使用するべきです。個人が提供しているデータよりも、国が発表している統計のほうが確からしいのは言うまでもありません。

論理的な文章を書く際の注意事項

ここまで、論理的な文章を書くためのポイントをについて考えてきました。最後に、論理的な文章は、必ずしも万能ではない、ということをお伝えしておきたいと思います。

・理解と納得は異なる

論理的な文章は、相手の理解を得るためには最適です。しかし、いくら論理的でも、相手が納得するとは限りません。そもそも論として、“理解”と“納得”は異なると認識しておきましょう。

・結論を押し付けない

論理的に正しいことが、必ずしも正義とは限りません。むしろ、論理的な正しさを相手に押し付けてしまえば、誰しも反発するもの。「はい論破」などと小さいことを言わず、あくまでもひとつの意見として主張するようにしたいですね。

・論理と感情の関係性

すべての人が物事を論理的に理解するわけではありません。場合によっては、感情を優先している人もいるのです。論理的な説得には限界があることを知り、「より伝わるために」活用しましょう。

・反論を歓迎する姿勢を

ソクラテスが用いた対話による啓蒙手法「弁証法」は、反対意見(アンチテーゼ)によって、より良い意見(ジンテーゼ)を導きだすものです。反論があることで、よりすぐれた結論が得られることもあると認識しておきましょう。

まとめ

どんな文章も、読者に理解されなければ価値はありません。論理的な文章は、必ずしも万能ではありませんが、理解を助けてくれることは確かです。まずは、自分が主張したいことを理解してもらうこと。そのために、論理的な文章とはなにかを理解し、正しく活用していきましょう。

(参考:論文の書き方

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