ここ最近、とくに読まれている記事について、どのような共通点があるかを考えてみました。すると、ある2つのポイントが浮かび上がってきたのです。
そのポイントとは、「トレンド」と「原理原則」。発想としては真逆のものですが、このふたつが、読まれる記事のポイントとなっているようです。
読まれる記事の共通点「トレンド」と「原理原則」
たとえば、読まれている記事には次のようなものがあります。
・1日で仕上げる! 読書感想文の書き方(構成例・テンプレート付き)
・Windows10へのアップグレードでタッチパッドが効かなくなった場合の対処法|ASUS「EeeBook」版
・【良書リスト】世界のエリートに読み継がれているビジネス書38冊
・教養がない人の文章には6つの特徴がある
・本当の教養が身につく108冊をすべてご紹介します!|『ビジネスに効く最強の「読書」』
この中で、上の2つはトレンドに対応している記事。下の2つは原理原則に基づいた記事。そして真ん中の記事はその中間にあたります。ここから分かることは、トレンドか原理原則を意識することによって、読まれる記事が生まる可能性が高いということです。
もちろん、読者はさまざまなので、傾向はあっても正解はないと思います。トレンドや原理原則というのは、あくまでも分析結果から導き出された“あとづけ”の理屈。それらを意識したからと言って、必ずしも読まれる記事が書けるわけではないでしょう。
しかし、少なくとも指標にはなります。指標があれば、最初の一歩が踏み出しやすいのも事実。書けば書くほどヒット率があがるのは必然です。いずれにしても、つねにいい記事を生み出そうという気持ちがなければ、読まれる記事なんて書けないでしょうけどね。
結局は、いつの時代も、どんな媒体でも、大事なのは“読者を想像すること”だと思います。それが一番難しく、でもやりがいもあること。さまざまな仕事がロボットに取られていくこれからの時代。せめて想像力だけは負けないようにしたいですね。
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