グッスリ眠ってスッキリ起きる!“即効”いびき対策グッズまとめ

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私たちの生活において、「睡眠」が重要なのは言うまでもありません。

厚生労働省の調査によると、「日中、眠気を感じた」と回答した人の割合は男性で37.7%、女性で43.0%。つまり、4割近くの人が睡眠に問題があるということになります。

※『国民健康・栄養調査』の結果(平成25年):厚生労働省

「いやいや、自分は毎日6~8時間ほど寝てるから大丈夫だよ」と思ってる人もいるでしょう。果たしてそうでしょうか。もしあなたが、自分で気づかないうちに“いびき”をかいているとしたら、睡眠の質はかなり低いと言えそうです。

いびきがもたらす睡眠への悪影響

そもそもいびきは、睡眠中に鼻や喉のすき間が狭くなった結果、呼吸とともに出る音のことです。試しにいびきの真似をしてみてください。そのとき、喉のすき間が狭くなっていませんか? つまり、それがいびきの正体というわけです。

いびきは「深く眠っている証拠」などと勘違いしている人もいますが、実は、よく眠れない原因のひとつとなっています。気道が狭くなっているところを無理に呼吸するため、気流が乱れ、余計に労力がかかってしまうためです。

いびきは重症化すると、「上気道抵抗症候群」にまで発展してしまう可能性があります。上気道抵抗症候群になると、深い睡眠がまったくとれなくなってしまいます。また、「睡眠時無呼吸症候群」を併発することも多いです。いびきを甘くみてはいけません

日中の集中力不足はいびきが原因かも

習慣的にいびきをかく子どもは、日中の集中力が欠けてしまうため、学校の成績が低くなるという研究報告もあります。大人の場合、仕事のパフォーマンスに影響する可能性があります。眠気があるままでは、満足に仕事ができるはずもありません

また、いびきは連れ合いにも迷惑をかけてしまいます。「お父さんは一人で寝て!」なんて言われた日には、つらい気持ちになってしまうでしょう。今はまだ、相手が我慢しているだけかもしれませんよ(かく言う私もそうでした。。)。

もし、十分な時間、睡眠をとっているのに眠気が残っているという方は、ぜひ、自分がいびきをかいていないかチェックしてみてください。最近では、いびき対策アプリなどもリリースされていますので、上手に活用しましょう。

オススメのいびき対策グッズ

では、自分がいびきをかいていると分かったらどうすればいいのでしょうか。いびきを防止するためのポイントは、睡眠時の口呼吸をやめ、鼻呼吸に切り替えることです。

そこでまずは、「いびき対策グッズ」を使ってみましょう。以下、私が実際に使ってみた経緯をふまえ、レビューを交えてオススメのグッズを紹介していきます。

ブリーズライト

ブリーズライト スタンダード 肌色 レギュラー 鼻孔拡張テープ  快眠・いびき軽減  10枚入

言わずと知れたいびき対策の王道、『ブリーズライト』です。鼻にペタッと貼るだけで鼻孔が広がり、鼻呼吸がスムーズになります。いびきの原因は睡眠時の口呼吸にあるため、ブリーズライトはかなり効果的だと思います。

難点としては、粘着力が強いので、剥がすのがちょっと大変なところ。私は朝、運動後にシャワーを浴びる習慣があるので、そのときに温水で剥がしています。また、ミントタイプやラージタイプ、強力タイプなどいろいろあるので、お好みに合わせて使用してみてください。

ネルネル

ネルネル 21回用 (口閉じテープ)

ブリーズライトと同じくテープタイプのいびき対策グッズがこちら、『ネルネル』です。ブリーズライトが鼻に貼るのに対し、こちらは唇に貼ります。要するに、口にテープを貼って口呼吸を防いでしまおう、というわけですね。

「口にテープを貼ると苦しいのでは」と思うかもしれませんが、以外に気になりません。むしろ、いびきが緩和されるだけでなく、起きたときの喉の痛みや乾燥も軽減されるため、爽快な朝を迎えることができます。ぜひブリーズライトとセットで使ってみてください。

ノーズピン(シリコン製)

mute 高フィット ノーズピン 8個セット(XS・S・M・L 各サイズ×2種の柔軟性) シリコン製

いびきを防止するには、睡眠時の口呼吸をやめ、鼻呼吸をするのがポイントです。そのように考えると、ブリーズライトが鼻呼吸を促進させるものグッズに対し、ネルネルは口呼吸を防ぐためのグッズということになります。

ブリーズライトと同様に、鼻呼吸を促進させるグッズがこちら『ノーズピン』です。ノーズピンを鼻に差し込み、強制的に鼻孔を拡げることによって、鼻呼吸をスムーズにします。サイズも複数用意されているので、自分にあったものを使用してみましょう。

顎固定サポーター

GLAMSVILLE 顎固定サポーター 男女兼用

ネルネルと同じく、口呼吸を強制的に防ぐグッズがこちら、『顎固定サポーター』です。ネルネルと併用することで、さらに強力に口呼吸を防いでくれます。マジックテープで固定するため、男女ともに使用できます。

ただ、顎固定サポーターを装着していると、寝心地の悪さを感じる人もいるかもしれません。また、慣れないうちは起き抜けに顎の痛みを感じる場合もあります。どうしても気になる方は、ネルネルのみを使用するようにしましょう。

抱きまくら

MOGU 気持ちいい抱きまくら 本体(カバー付) (NV ネイビー) 834287

最後は『抱きまくら』です。抱きまくらがいびき対策グッズになる理由は、気道を確保できることにあります。仰向けで寝ていると、舌が落ち込んだり、喉まわりの皮膚が垂れ下がったりなど、どうしても気道が狭くなってしまうのです。

そこで、横向きで寝る習慣を身につけるために、抱きまくらがオススメというわけです。とくにこの形状の抱きまくらは、身体が自然に横向きになるだけでなく、荷重を分散させてくれるため、身体の側面が痛むことも防止してくれます。

正しいいびき対策で睡眠の質を高めよう!

市販のいびき対策グッズも、組み合わせて使うことで、かなり軽減させることが可能です。私も毎晩のように使っていますが、連れ合いから「だいぶ気にならなくなったよ」と言われ、胸をなでおろしています。

ただし、いびきは重大な病気を示唆している可能性もあります。いびき対策グッズでも対処できないという方は、睡眠外来を受診するなど、しっかりと治療しましょう。いびきは単なる習慣ではなく、あくまもで“病気の一種”なのですから。

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