いい文章を書くために!思考がまとまる「使って捨てるノート術」

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レポート、報告書、論文、エッセー、ブログ……。それぞれ読者や目的は異なれど、あらゆる文章に必要なこと。それは、「何を書くか」の決定、つまり「テーマ設定」です。

あらかじめテーマを設定しておかなければ、文章は自ずと散漫になり、何が言いたいのか、何を伝えたいのかわかりません。だからこそ、文章はテーマの設定が大事なのです。

では、どのようにしてテーマを設定すればいいのでしょうか。また、設定したテーマから書くべき内容を導く方法とは。そこでオススメなのが「ノートの活用」です。

※参考『何を書くか、どう書くか』板坂元


そもそもノートの役割とは?

ノートと聞くと、大抵の人はメモをとるために活用しているかと思います。学校の授業を思い出してみてください。先生の話や教科書の内容を、ノートにメモしていたはずです。

たしかに、ノートはメモを残しておくのに活用できます。そのうえ、手を動かすことによって記憶の定着にもつながり、授業の復習やテスト対策にも大きな役割を果たします。

ただし、ノートが使えるのは勉強だけではありません。実は、まとまった文章を書く際にも、ノートが大いに活躍します。もっとも、その使い方には、若干の違いがあります。


文章を書くためのノートの使い方

勉強や学習ではなく、文章を書くためにノートを使う場合、次のような役割を担います。

・情報を収集する
・頭の中を整理する
・テーマを決める
・書くべき事項をまとめる
・構成や編集の参考にする

まず、これから書こうとする文章に関し、現段階で有している情報をすべて書き出します。目的、読者、内容、現段階で知っていることなどもどんどん書いていきます。

次に、書籍等の資料にもあたりつつ、さらに情報を深堀りしていきましょう。それらの情報をもとに、頭の中を整理していきます。そうすることで、文章の方向性が見えてきます。

どの部分がとくに重要で、どのような主張をするべきかまで掘り下げていくと、文章のテーマが現れてきます。その段階で、書くべき事項や構成も煮詰めていきましょう。


「いい文章を書くためのノート術」5つのポイント

いい文章を書くためのノート術には、以下、5つのポイントがあります。

1.1冊のノートを使い切る!

この方法は、あくまでも、いい文章を書くための手法です。そのため、ページを節約する必要はありません。1冊のノートを使い切るつもりで、どんどん書き込んでいきましょう。

2.あらゆる情報を書き込む!

書き込む内容は、ちょっとしたメモ、書籍の書き写し、新聞や雑誌のスクラップ、落書きなど、その文章に関するあらゆることです。躊躇することなく、何でも書いてOKです。

3.余白は広めにとる!

メモにしても書き写しにしても、スペースをケチる必要はありません。むしろ、あとから追記できるよう、余白は広めにとってください。この余白が思考の可能性をもたらします。

4.ノートの裏面は使わない

ノートの各ページには表と裏がありますが、使用するのは表(裏)だけです。いちいちページをめくって確認するのは時間と労力のムダであると考え、贅沢に使いましょう。

5.文章を書き終えたら捨てる!

使用したノートは、文章を書き終えたら捨ててしまって構いません。捨てていいと考えることで、執筆というゴールにフォーカスでき、余計な配慮を避けることができます。


まとめ

以上、いい文章を書くためのノート術について紹介しました。

とくに大事なのは、従来のような勉強や学習のための使い方ではなく、文章を書くことに焦点をあててノートを使うという意識です。

つい、隅から隅までびっしり文字を埋めてしまう人や、ノートを使い始めても途中で挫折してしまう人は、本稿で紹介した方法を試してみてください。

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