昨今では、mixi、GREE、Mobage、Ameba、Facebook、Google+、Myspace、LinkedInなどなど。
SNSが大きな影響力を持っています。
個々の媒体を極めるのも良いですが、幅広いユーザーが複数の媒体を活用していることが多く、より情報を拡散させるためには、それらを連携させることによって相乗効果を生み出しましょう。
さらに、SNSと相性が良いものとして、ブログやTwitterなどがあります。
そして忘れてならないのがメールマガジン、いわゆる「メルマガ」ですね。
SNS全盛期だからこそ、ここでもう一度「メルマガ」を導入するメリットを考えてみましょう。
1.強力なプッシュ型の広告である
ホームページやブログ、各種のSNSが待ちの媒体、いわゆる「プル型」です。
しかし、メールマガジンは、自分が配信したい時に配信したい内容をアプローチできる攻めの媒体、いわゆる「プッシュ型」です。
しかも、自身のメールマガジンを購読している人は、すでにあなたになんらかの興味をもっていますので、訴求効果は非常に高くなります。だからこそ、メルマガは強力なプッシュ型広告であると言えるのですね。
2.配信方法を選択できる
メルマガの配信方法は、有料・無料はもちろん、『まぐまぐ』に代表される配信スタンドを利用したもの、配信ソフトをダウンロードして行なうもの(購入型)、ASPなどの有料配信システムを利用する方法など、それぞれのメリット・デメリットを考慮して、選択することができます。
メルマガで得たい効果とその目的を明確にすれば、それに合わせて、最大限の効果を得ることができますね。
3.リストが取れる
商売はリストに始まりリストに終わる、と言っても過言ではありません。
江戸時代の呉服問屋は、火事になると他のものには目もくれず、帳簿を持って井戸に投げ込んでから逃げたそうです。
当時の帳簿は、水に濡れても文字がにじまない特殊な加工がされていたので、後で回収することができました。
つまり、火事で全てが燃えてしまっても、帳簿さえ残っていればやり直せる、ということですね。
配信方法にもよりますが、リストが獲得できることは、メルマガ最大のメリットかもしれません。
4.読者獲得の手段がたくさんある
メルマガ読者の獲得は
- サイト・HPからの流入
- ブログからの流入
- SNSからの流入
- リスティング広告
- 無料レポート
- 相互紹介
- メルマガ広告
などなど、たくさんの手法によって行えます。
サイトやHPのように、流入先や離脱の状況などを分析して、効果的な戦略を組み立てることができますね。
5.複数のツール作成につながる
メルマガで定期的に文章を作成することで
- 無料レポート(Word、PDF、小冊子、eブック etc…)
- ランディングページ
- 書籍(電子書籍)
- ブログのネタ
- SNSのネタ
- チラシやDM
- プレスリリース
などの作成にもつながります。
定期的に文章を書く習慣が無い方は、まずは短めのメルマガから挑戦することも、良いきっかけとなるでしょう。
6.宣伝も啓蒙もコミュニケーションもできる
メルマガで配信する文章は、一定でなくても構いません。
相手や配信時期によって、宣伝も、啓蒙も、コミュニケーションを取ることも可能です。
また、ステップメールなどで顧客を教育しておけば、次のアクションへのハードルをグッと下げることができます。
高額商品や、ぜいたく品、馴染みのないサービスなどの普及には、うってつけだと言えるでしょう。
7.他の媒体と連携できる
最後は、冒頭にもありましたように、他の媒体との”連携”です。
メルマガからサイトへの流入、その逆。
無料レポートからメルマガの購読、有料レポートの販売。
SNSからサイトへアクセスし、メルマガの購読。
コミュティの形成とチームによる拡散。
そしてさらに、個々の能力の連携にまで発展すれば、そこには新しい働き方も見出だせるかもしれません。
プッシュ型の拡散×プル型の拡散
いかがでしたでしょうか。
既にネームバリューのある大企業や商品、タレントや有名人で無い限り、検索してもらうという「待ち」の姿勢では、情報を拡散できません。
メルマガのようなプッシュ型の広告と、SNSのようなプル型の広告を相互に活用し、相乗効果を生み出して、効果的に拡散していきましょう。