カンタン即集中力アップ! 集中するとは「ひとつのことだけをする」ことである

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

高い集中力さえあれば、より多くの成果をだすことができる。そのように考えることがあります。ただ、なかなか思うようにはいかないことも多く、集中力は途切れがちです。

どうすれば集中力を高めることができるのか。そのように考えて、悩んだときもありました。関連書籍を読むなどして、実際におこなえる方法を模索したりしたこともありました。

ただ、結論を言うと、どうやらむずかしく考えすぎていたようです。そう、集中力というのは、それほど複雑なものではありません。むしろ、シンプルなものなのです。

ある物事に集中している状態

そもそも、ある物事に集中している状態とは、どのようなシーンを言うのでしょうか。ふだんの生活において、集中できていると思える状態を想像してみてください。

仕事、スポーツ、会話。さまざまなシーンにおいて、集中できていると思えるようなときがあるはずです。そして、心から集中できているときは、まさに「時間を忘れている」状態です。

つまり、高度な集中力とは、「時間を忘れるほど、ある特定の物事に取り組んでいる状態」と言えます。そう考えると、集中力を高めるのに、特定のスキルは不要だとわかります。

どうすれば集中力が高まるか

なぜなら、子どもから大人まで、才能やスキル、知識などに関わらず、集中している状態を体験することができるからです。特別な能力は必要ありません。

むしろ、自分がどういったときに集中力を発揮しているのかを思い返し、その状態と似たような環境を構築すること。あるいは、対象を選定すること。それが近道だとわかります。

瞑想、ヨガ、呼吸法など。集中力を高めるためのテクニックはいろいろとありますが、それよりもまず、自分自身がどのようなこと・状態において集中しているかを知ることが肝要です。

集中とは「ひとつのことだけをする」こと

つまるところ、集中とは「ひとつのことだけをする」ことです。そのように考えると、極端なはなし、ポイントは次の2つだけとなります。

1.それをしているときは夢中になってしまう(こと)

2.その環境であれば時間を忘れてしまう(場所)

つまり、集中力を高めたいのであれば、やることを精査するか、やる場所を工夫するという方策しかないのです。ことに集中できないなら場所、場所に集中できないならこと、です。

まとめ

ただし、「集中力がほしいなあ」と思っているときは、その多くが、「こと(やりたくないこと)」に原因があると考えられます。やりたくない、けど、やらなければならないこと。

だとした場合、解決策は場所を工夫するしかありません。現在の場所を変えるか、変えられないなら整えるか。電車の中だとなぜか集中できる、なんてこと、ありますよね。

「こと集中」と「場所集中」という2つのポイントさえ押さえておけば、集中力を高めるシンプルな対策がみえてきます。集中力に課題があると感じたら、ぜひ、試してみてください。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
築山 節
日本放送出版協会
売り上げランキング: 485
ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果
ゲアリー・ケラー Gary Keller ジェイ・パパザン Jay Papasan
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 12,552
(文庫)集中力 (サンマーク文庫)
セロン・Q・デュモン
サンマーク出版
売り上げランキング: 55,082
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です