年収多い家庭ほど子どもの学力は高い 文科省、初の全国調査|HUFF POST
予想に反しない結論。
家庭は浮き沈みを繰り返す
と、どこかの作家が言っていたように記憶している。はじめてその言葉を聞いたとき、妙に納得してしまった。実際、私の家庭が浮き沈みをくり返してきたからだ。今はもう跡形も無い。
それは親子の間、世代間でもあることなのだろう。実直な家庭もあれば、華やかな盛衰を一度に経験する夫婦もいる。年収や学歴で得られるものが「幸せ」というものならば、そこに血筋は関係ない。いっさい。
なぜ年収が高いのか?
そもそもなぜ年収が高いのか。働かず、努力もしない人間は、いくら優秀でも年収が高いということはない。つまり一生懸命働いて、努力したから年収が高いのだ。学歴が高いイコール年収が高いというのは成り立たない。
では逆はどうか。同様に、年収が高い人が高学歴とは限らない。だが、年収が高い人は子供に高度な教育を与えることができる。高度な教育が高収入につながることは「確か」ではないが、「きっかけ」には十分成り得る。
学歴も年収も無駄になる瞬間
忘れてならないのは、年収も学歴も「幸せには直結しない」ということだ。どちらもきっかけであり、どちらも人生の一部でしかない。浮き沈みする家庭の中には、高収入な人間も高学歴の人間もいた。
私の周りにいる優秀な人間、その多くは「反骨精神」の持ち主た。親の甲斐性無しを嘆くのではなく、バネにして奮起している。バイアスのある統計に「やっぱり」とは思っていない。もちろん私もである。
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