「文章を書くことで売上が上げる」
企業に勤める営業マン、自営業者、個人事業主、サイト運営者、そして全てのビジネスマンたち。売上を上げたいのなら、文章を書こう。
なぜあなたの売上は上がらないのか。言葉が足りないから?商品が悪いから?それともお客様のせい?
きっとどれも正解だ。
そして、そのすべてを解決するカギが文章にある。
文章を書くことが、売上を上げるのだ。
苦手を伸ばすのには限界がある
「もっと流暢に話せたら、売上が上がるのに…」
そう嘆く営業マンは多い。
だからしゃべりを鍛えようとして、様々な努力をする。
話し方講座、セミナー、スクリプトの利用、先輩営業マンのまね…。
しかし、それで何かが変わっただろうか?
例えば、学生の頃のことを思い浮かべてほしい。
嫌いだった教科が、勉強することで好きになっただろうか?
よっぽどの理由がなければ、好きにならない。だから上達もしない。
人間は、苦手なものに対して、ポジティブな反応ができないのだ。
1を2にするよりも0を1に
だから、もっと営業が嫌いになる。
やりたくないことをやって、結果も出ない、負のスパイラル。
「自分は営業に向いていないのかもしれない…」
そんなことはない。
嘆く暇があったら、方法を変えよう。
営業手法は、しゃべることだけではない。
お客様が購入したくなるような文章を書けばよいのだ。
幸いそのためのツールはたくさんある。
メールも、FAXも、DMも、チラシも、ニュースレターも、セールスレターも、ホームページも、ブログも、ソーシャルメディアも…。
まだまだいくらでもある。
これらはすべて、文章で書けるのだ。
その他にも、文章を書くことで売上が上がる理由がある。
次の5つだ。
文章を書くことで売上が上がる5つの理由
1.言葉だけでは伝わらない
言葉だけで、すべてを伝えるのには無理がある。
とうぜん、お客様と以心伝心できるなどと、幻想を抱いている人はいないだろう。
だからこそ、あなたは営業ツールを活用しているのだ。
まさか、営業ツールを一切使っていないということはあるまい。
その営業ツールは何で書かれている?イラストだけだろうか?
違う。文章が使われているではないか。
それならば、なぜその文面に注目しないのか。
文面がお客様に与える効果は、そのまま売上に反映する。
2.お客様が知りたいことを掘り下げる
あなたは、自分が取り扱う商品やサービスを、しっかり把握しているだろうか。
もちろん、上辺だけの知識だけでなく、誰よりもだ。
トップ営業マンよりはもちろんのこと、細かくたくさんの知識を有するお客様よりも、だ。しかもお客様の視点は、非常にシビアだ。
パンフレットに書いてあることを暗記するだけでは、まったく足りない。
実際にお金を払って利用した時に、あるいはその前に、感じることすべてを把握しておく必要がある。
それらの点を文章に書いてみよう。
頭で考えてみるだけではダメだ。箇条書きでも良いから、網羅的に見えるカタチにしよう。
それがそのまま、スクリプトにも販促ツールにもなる。
3.お客様は情報がほしい
お客様は、情報をほしがっている。
紋切型の、商品やサービスの説明を聞きたいのではない。
「もし自分が客の立場だったら、どんな情報がほしいだろうか?」
それをすべて書きだして、すべて配信すれば良い。
きっと、1,000人のお客様がいれば、1,000の聞きたい情報がある。
それを文章やしゃべりで提供すればどうなるか?
売上は間違いなく上がる。
ましてや文章なら、時間も、場所も、媒体も問わない。
4.売り込まないから売れる
お客様が来店したとき。
お客様から問い合わせがあったとき。
営業マンは何をするか?そう売り込みだ。
それが仕事である。
だが、お客様は「売り込まれること」を求めていない。
気持よく買い物がしたいだけだ。
あるいは、誰とも一言も話さずに、購入したいだけなのかもしれない。
そのとき、営業マンから干渉されるのは、マイナス要因となる。
ただ、文章は売り込まない。
いつでも好きな時に、情報を伝え、説得し、背中を押してあげる。
必要としていないお客様に対しては、自ら語りかけることをしない。
だから買いたい人だけに、自ら買わせることができる。
5.「買って下さい」から「売って下さい」へ
買って下さいというオーラが出ている営業マンから、物を買いたいと思うだろうか?「無理にでも売ろうとしているから、騙される可能性がある」
そう考えるのが普通だ。
しかし、営業マンの仕事は、物やサービスを買わせること。
売らなければならないのに、買って下さいと言えば売れない。
それではどうするか?
ただ黙ってお客様が買いたいと言うのを待つ?
それも悪くないが、上司に怒られるか会社が倒産してしまう前に、文章を書こう。
文章は買って下さいとは言わない。
もちろん、プレッシャーをかけてくることもない。
リラックスした状態のお客様に、購入時をイメージしてもらい、楽しませるだけだ。するとお客様の行動はどうなるか。
売って下さいと、なるわけだ。
まとめ
- 苦手を伸ばすのには限界がある
- 1を2にするよりも0を1に
- 文章を書くことで売上が上がる5つの理由
- 言葉だけでは伝わらない
- 言葉だけでは伝わらない
- お客様は情報がほしい
- 売り込まないから売れる
- 「買って下さい」から「売って下さい」へ
いかがだろうか。
文章を書くことが、売上アップにつながると、わかっていただけただろう。
飛び込みや電話営業をする前に、文章を書こう。
店舗でただジッと待っているのなら、文章を書こう。
少なくとも、あなたが損をすることは一切ない。
コジゲン一言メモ
文章を書くというのは、なにも長文を仕上げるということじゃないよ!
箇条書きでもいいし、キャッチコピーでも、メモ程度でもいいんだ!