月10万円も夢じゃない! Webを活用して副業ライターで稼ぐ!
前作に引き続き、「副業ライター」関連のあたらしい書籍を出版されたしげぞう氏。こちらは、その新刊となります。結論から申し上げると、まさに、副業ライターとして稼ぐための入門書として申し分ない内容になっていると感じました。
「未経験OK！」「誰にでもできる‼︎」の言葉に偽りはありません。わたし自身、最初はまったくの未経験からスタートし、いまでは独立して幅広い事業に取り組んでいます。もちろん、ライターとしての収益が軸にあることは見逃せません。
そう、副業ライターの可能性は、ちょっとした副収入になるということだけでなく、将来の独立という道筋にもつながります。そのきっかけとして、まずは本書を読みつつ、実践し、そのうえでスキルおよびノウハウを学んでみることをオススメします。
本書を読んでいただければわかりますが、「月10万円も夢じゃない！」は、事実です。むしろ、本業と上手に両立することによって、さらに稼ぐことも可能だと思います。ポイントは、「ライティング＋自分なりのスキル」となりますでしょうか。
いずれにしても、まずは副業として稼げるようになることで、自信につながることは間違いありません。そしてその稼げるという自信こそ、先が見通せない未来へのリスク対策として、もっとも有効なものだと思います。
しげぞう氏は本書で次のように述べています。
本業では得られなかったやりがいや充実感を得るために、あるいはせっかく持っている才能やスキルを活かすために、副業を始めるといった方も多いでしょう。
副業ライターになることで得られるものは、お金だけではないのです。
目次
第1章 私が副業ライターを勧める理由
私が副業ライターになった経緯
アフィリエイトに挫折して…
副業ライターは時間と場所に拘束されない
未経験でもデビューしやすい
資格も要らず、年齢も問われない など
第2章 実際、どんな仕事があるの?
副業ライターの仕事の種類
ブログの代理ライティング/アフィリエイト用コンテンツライティング/サテライトサイトのライティング/リライト/ウェブサイトのライティング/ウェブサイトのコラムライティング/ニュース系メディア投稿記事ライティング/メールマガジンライティング/テクニカルライティング/ブックライティング/情報商材ライティング/セールスレターライティング(コピーライティング)/テープ起こし/インタビュー、取材/電子書籍執筆 など
第3章 副業ライターに必要なものは?
テキストエディターとワープロ
画像処理ソフトが必要なときも
WordPressとHTML
ICレコーダー、デジカメかスマホ など
第4章 ウェブを使って副業ライターデビュー!
副業ライターの仕事の探し方
初心者の場合、「実績」はどうする?
ランサーズ/クラウドワークス/ライター@JOBPORTAL
クラウドソーシングと直受けの違いは?
私が手を出さない募集案件 など
第5章 仕事の単価を上げていくには?
私は文字単価0・07円からスタート
月に10万以上は目指せる!
インタビューものの原稿料は?
文字単価が上がってきたら、時間単価も考える
高単価の仕事は法人の「プロジェクト」形式 など
第6章 実際に記事を書く! ライティングのヒント
文才より、調べてまとめる能力が必要
キーワードをどこに入れるか?
発注者の指示をよく読み直そう
ウェブサイトの記事には見出しが必要
副業ライターにSEOの知識は必要? など
第7章 書いた後にすること
必ず読み返して推敲する
接続詞の癖に注意
怪しいと感じたら、必ず確認する
情報ソースは明確に記載
必ずオリジナルの文章にする
納品データは削除せずに保存しておく!
Dropboxを利用すると便利 など
第8章 副業ライターとして心得ておきたいこと
副業ライターのメールマナー
副業ライターは消費税を請求してよい?
副業が会社にバレる理由 など
著者
しげぞう
1962年生まれ。各種マニュアルの制作を行うドキュメント製作会社でディレクターとして勤務していた際、不況による減俸から、生活防衛のために副業ライターを始める。その後、勤務先のリストラ策によって解雇されたため、フリーライターとして独立する。著書に『1日1時間から稼ぐ 副業ライターのはじめ方』(自由国民社)、地蔵重樹名義で『<アウトライン記述法>でA4一枚の文書がサクサクつくれる本』(日本実業出版社)、『文例集では書けない超速ビジネス文書作成マニュアル』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。
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