文章を書けないときは「電車に乗る」べき理由

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どうしても文章が書けないとき。私はよく、電車に乗ります。そして、電車の席に座り、ノートパソコンを広げて文章を書きます。

すると、なぜか、スラスラと文章が書けるようになるのです。あれほど書けなかった文章が。なんとも不思議ですよね。

では、なぜ電車に乗ると文章が書けるようになるのでしょうか。

■電車に乗ると文章が書ける理由①邪魔なものがない

文章を書くにあたり、最も憂慮するべきなのは「邪魔が入ること」です。

たとえば、電話が鳴る、メールが届く、来客があるなど、文章を書くことを邪魔する要因はたくさんあります。

またそこが自宅であれば、テレビがあり、雑誌があり、漫画があり、ネットサーフィンできる環境があるなど、誘惑も多いですよね。

電車の中には、そういった誘惑の元になるものがほぼありません。スマホ持ち込まず、ネットも遮断しておけば、誰にも邪魔されずに文章を書くことができます。

■電車に乗ると文章が書ける理由②締切効果

集中力をもって文章を書くには、「締切効果」を活用するべきです。

締切効果とは、「いつまでに書ききらなければならない」と意識することで、自らの背中を押し、文章を書く意欲を高める方法のこと。

この締切効果が、電車に乗ると自然に発生します。なぜなら、どこかの駅で降りなければならないのですから。つまり、降りる予定の駅が締切というわけです。

試しに、電車に乗り、降りる駅を決めてから文章を書いてみてください。そうすると、自然に締切効果が生まれ、背中を押されたまま文章を書くことができます。

※タイマーでも同じ効果は得られますが、物理的に「降りなければいけない」という意識が、さらなる切迫感を生じさせます。

■電車に乗ると文章が書ける理由③他人の目

文章を根気よく書くには、自分の甘えを消さなければなりません。

そして、甘えを消すために有効なのは「他人の目」です。誰しも、他人から監視されている状態だと、ひとりのときよりも気が引き締まるのではないでしょうか。

そして電車の中というのは、そういった人の目があるオフィシャルな空間です。そのような空間を利用することで、自分の甘さを消すことができます。

オフィシャルな場という意味では、カフェや図書館なども同じですが、電車の中には忙しない雰囲気があり、より気が引き締まる効果が得られると思います。

■まとめ

書かなければならないけれど、書くことができない。そのような状態で、でも書かなければならないときには、ぜひノートパソコンを持って電車に乗ってみてください

車内はもちろん、場所が変わることで意識が切り替わり、書けることが多いです。少なくとも私は、どうしても書けないとき、電車の中で書いています。そして実際、書けています。

あなたもぜひ、試してみてはいかがでしょうか。

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