社会人大学院(MBA)入試ではあまり重視されませんが、受験する大学院によっては試験科目となる「英語」。加えて、専門科目の対策についても解説しています。
<英語>
→長文読解が基本
・長文の全文訳
・下線部訳
・大意要約
※専門用語を中心に覚える
<専門科目>
→論述式の試験が中心
・必要な知識の習得
・過去問による訓練
・予想問題への取り組み
英語
大学院の入試で問われる英語は、主に「長文読解」となります。高校や大学入試のような「穴埋め」「文法や単語」の問題は出題されません。
では、なぜ長文読解が中心なのか。その理由は、海外の論文などを読む機会があるためです。そのため試験問題としても、「全文訳」「下線部訳」「大意要約」がメインとなります。
とくにMBAの場合であれば、経営に関する時事ネタや、簡単な論文からの抜粋が出題されることもあります。専門用語を中心に学習しておけば、それほど難しくはありません。
普段の学習にあたっては、関連する分野の英文を実際に和訳する練習をしてみましょう。実際に書き出してみると、どれだけ理解が進んでいるか明らかになります。
専門科目
小論文の項でも解説しましたが、専門科目の試験は論述式のものがメインとなります。あらかじめ必要な知識を入れておき、過去問等を使って予行練習をしておきましょう。
体系的な知識を入門書で学んだあとは、専門書を読んでより深い知識を身につけてください。また、専門用語については、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
出題される分野の専門用語については、あらかじめリストアップしておき、実際に書き出しておくと勉強になります。また、自分で予想問題をつくって取り組むのも効果的です。
読んでおきたい経営書は次のとおりです。
・入門書
はじめての経営学―日本を代表する経営学者による誌上ビジネススクール
・基本書
日本の企業システム(全4巻)
経営戦略の論理 〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム
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