「大の大人がマンガなんて……」と言っていたら懐古主義者だと思われますよ

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 先日、ワールドビジネスサテライトで特集されていた“あるサービス”に衝撃を受けました。

 そのサービスとは、マンガや小説を制作するツールを無料で提供し、公開するプラットフォームまで手がけている『マディバン』です。未来志向の事業内容・ビジョンに胸がおどりました。

 


マンガ文化が世界を変える

 当サイトでもマンガコンテンツを配信していますが、これから先、マンガはもっと必要とされると思うんです。単純に国内だけで考えてみても、ボクたち30代のいわゆるドラゴンボール世代が社会の中心となれば、それだけでマンガに対する抵抗は薄れていくはずです。

 現に、書籍のマンガ化は『まんがでわかる 7つの習慣 』や『まんがで身につく 孫子の兵法 』など、進んでいるわけで。とくに、注目するべきは海外だと思います。日本のマンガ文化については詳しくないですが、でも、クオリティで日本を超えるところはちょっとないのではないでしょうか。日本のマンガは、文字通り文化なわけです。

 これからは、内容さえ工夫すれば、あらかじめ特定の国をターゲットにした作品を手がけるなどの戦略も有効なのではないでしょうか。インターネットの台頭でなくなった国境、メディバンなどの無料ツールによって、デバイスさえあれば簡単に書ける環境。これらはマンガの普及を促進させると思います。

 とくに、これまでマンガとは接点のなかった人が、マンガを制作する側にタッチするようになれば、より面白い作品が登場すると思うんです。『バクマン。』 ではありませんが、もともとマンガ文化に親和的でなかった人が提供するアイデアは、マンガに革命を起こしてもおかしくない。

 「大の大人がマンガなんて……」という発想はもはや過去のもの。効率よく学べるのであれば、マンガだったいいじゃないですか。むしろ、酔っ払っていても、脳が疲れていても学べる媒体というのは、分厚い書籍ではなくマンガやアニメだと思いますよ。

日本のことは、マンガとゲームで学びました。
小学館
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コメント

  1. […]  先日、コチラの記事でも紹介した『メディバン』をタブレットで使おうと、秋葉原に行ってきました。すでにオフィスにはワコムの板タブ があるので、タブレットを液タブ代わりに使 […]

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