先日、ディズニーランドに行ってきました。暑い夏が終わり、このところ涼しいので、時期としては最適だったかと思います。ただ平日にも関わらず、相変わらずの混雑ぶりで。
文字通り、ディズニーランドは異世界を体験できる場です。とくに、フリーランスの視点としては、ディズニーランドの効能はいろいろとありそうです。そこで、人気の理由を考えてみました。
フリーランス視点で考えるディズニーランドのメリット5つ
よく聞くディズニーランドが人気な理由は、「対応が神」「現実を忘れさせてくれる」「夢の国にいる気分になる」などが大半かと思います。たしかに、それらも大切なことですよね。
とくに、サービス業の人は見習うべきことが多いと思います。最近では、すべての業種にサービスが必要になってきているので、ある意味では、あらゆる業種業態で学ぶことはありそうです。
フリーランスのボクからしてみると、ディズニーランドの効能として思うのは、スタッフの対応以外に「場の提供」ということがあるかと思います。具体的には、次の5つです。
1.堂々と時間をムダにできる
ファストパスを使っても、人気のアトラクションである「スペースマウンテン」「ビッグサンダーマウンテン」「スプラッシュマウンテン」「プーさんのハニーハント」などは、並ばなければ乗れません。
そこに生じるのは、強制的に並ばせられる時間。釣りをしているときみたいに、ただただボーっとしているほかないのです。堂々と時間をムダにできるのは、現代では貴重な体験です。
2.仕事のことを考えないですむ
スマホでメールチェックぐらいはしますが、それでも、ディズニーランドにいるときは仕事のことをほとんど考えないですみます。だって夢の国にいるわけですから。雰囲気がそうさせません。
普段であれば、不安だからこそ、仕事のことを考えてしまう。しかし、強制的に仕事のことをさせない空間にいれば、どんなにマジメなひとでもリラックスできるかと思います。
3.手軽に異文化を体験できる
とくに平日かもしれませんが、ディズニーランドには外国人観光客の方がたくさん訪れています。まるで、異文化交流をするための会場のように、あらゆる人種のひとが散見される。
スタッフへの対応、並んでいるときの会話や態度、食事の仕方など、同じ日本人に囲まれているときとは違った気づきがたくさん得られます。国内ではまだ珍しい場所なのではないでしょうか。
4.完全に受け身になれる
ディズニーランドにいるときは、完全に受け身です。自分から何か面白いことをしようとは考えません。「次のアトラクションでは何をしてくれるのだろう?」と考えるのみです。
しかし現実では、受け身でいても楽しいことはありません。せいぜいテレビを見るぐらいでしょうか。そのテレビも、最近はあまり刺激を与えてくれません。ディズニーランドは貴重です。
5.罪悪感なく散財できる
現実世界では考えられないような散財が平気でできるのも、ディズニーランドならではです。ジュース210円、マックセット(のようなもの)は980円、チキンは1本500円です。
1円でも10円でも節約しようとしている普段の買い物を考えれば、これはスゴいことですよ。でもやっぱり、人間はお金を使いたい動物。たまには、思いっきり散財してもいいですよね。
まとめ
最後に付け加えるとしたら、ディズニーランドでは、遠慮なく“素の自分を出す”ことが許されます。その場を思いっきり楽しんでいい。自分らしく。誰からも止められません。
ココロもカラダもフル活用して、その場を楽しむ。ライブやコンサートと似ているかもしれません。その後の喪失感はあるものの、そこはサザエさんと同じで仕方のないことなのでしょう。
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