「経済」と「世界史」の知的な探求の旅に出たい方へ|『経済は世界史から学べ!』

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経済は世界史から学べ!

経済は世界史から学べ!

経済がわからなければニュースを見ても面白くない。ニュースを見ても面白くないから、政治や社会についての興味がわいてこない。その結果、マンガやアニメやゲームなど、背景にある知識を必要としない「手っ取り早い遊び」に流れてしまう。

会話をしていても面白くない人というのは、たいていこのような人です。つまりは薄っぺらいんですね。無理もありません。物事を疑うこともしませんし、現状を変えようとしないのですから、会話から刺激を受けることもありません。

もし、そんな自分を変えたいと思うのなら、こちらの書籍『経済は世界史から学べ!』 をオススメします。


会話に深みを出すために

会話に深みをもたせるためには、知的な探求心がなければなりません。好奇心をもってさまざまなことに興味を持てば、物事の背景や成り立ちを自ら知ろうとするもの。本書『経済は世界史から学べ!』はそのスタートラインとなることでしょう。

そもそも、私たちが義務教育で学んだ「歴史」や「経済」は、それほど楽しいものではありませんでした。特段興味がある人を除いては、テスト対策のための勉強として割り切っていた方も多いかと思います。実にもったいないことですね。

本来、歴史や経済というものは、私たちを取り巻く事象を説明する手がかりとなるものですし、未来を予言するための材料ともなるのです。義務教育を忍耐とともに過ごしてしまった方は、ぜひ本書のような良書に出会い、好奇心の赴くままに学びなおしてみてください。

3つのオススメポイント

1.経済をわかりやすく学べる!

経済がつまらないのは、経済がわからないからです。そのための処方箋としてもっとも適しているのは「わかりやすく学ぶ」こと。本書は、その点において大変優れています。著者が現役の予備校講師ということも影響しているのでしょう。

2.世界の歴史にふれられる!

また本書では、経済を世界の歴史とともに学ぶことができます。たとえ経済を俯瞰して学んだとしても、その背景にある事象を知らなければ根本から理解したとは言えません。歴史には「なぜそれをしたのか」、そのヒントがたくさん詰まっています。

3.ストーリー仕立てで面白い!

そして、心に訴えかけるストーリー。本書を読むことで、経済も歴史もとっても人間くさいものだということに気付かされることでしょう。それもそのはず、過去の偉人も、現代の英雄も、みんな私たちと同じ人間なのですから。

経済は世界史から学べ

いざ知的な探求の旅へ

無駄な付き合い、飲まなくていいお酒、自己満足のジム通い。全部取っ払って、「知的な探求の旅」に出ましょう。そこであなたが手に入れるものは、自ら未来を選択するために必要な武器であり、飛躍的にステップアップするための羽なのですから。

  お付き合いありがとうございました。多謝。

<目次>

はじめに

 世界史を知れば、経済ニュースがもっとわかる!

第1章 お金(1) 円・ドル・ユーロの成り立ち

 No.01 なぜ、1万円札には「1万円の価値」があるのか?
No.02 ドルの歴史──巨大財閥が「ドル」を動かす
No.03 円の成立① 「金」をめぐる幕末の通貨戦争とは?
No.04 円の成立② 大蔵省と日銀の戦い
No.05 ユーロ圏をあやつる「第4帝国」

第2章 お金(2) 世界経済と国際通貨

 No.06 なぜ、世界中の国々でドルが使えるのか?
No.07 明治日本が独立を維持できたのは、金本位制に移行できたから
No.08 ドルが強くなったのは、世界大戦のおかげ
No.09 敗戦国日本は、なぜ経済成長できたのか?
No.10 国際通貨基金(IMF)と世界銀行はどう違うのか?
No.11 円高・円安は、アメリカのルール違反から生まれた
No.12 狂乱の時代──日本のバブルはなぜ起こった?
No.13 タイ、インドネシア、韓国。3国はなぜ破綻に向かったのか?
No.14 「円」大暴落の危機! ヘッジファンドの正体とは?
No.15 ユーロ危機に見る「統一通貨の限界」

第3章 貿易 経済の自由化

 No.16 保護貿易の失敗で、ナポレオンは没落した
No.17 アヘン戦争──自由主義のための侵略戦争
No.18 180年前のイギリスで起こったTPP問題
No.19 アメリカ・ドイツ・日本は、いかに強国になったか?
No.20 極端な保護主義が招いた2つの世界大戦
No.21 牛肉とオレンジの輸入自由化! 日本は打撃を受けたのか?
No.22 国家の力関係と「現代の不平等条約」とは?
No.23 小泉内閣が行ったのは、日本の「市場開放」の徹底
No.24 アメリカによるTPPの真の狙いとは?

第4章 金融 投資とバブル

 No.25 金融の歴史は、迫害された者の歴史でもある
No.26 「ユダヤ人=金貸し」のイメージは、どこから生まれたのか?
No.27 リスクを回避せよ! 株式会社と保険業の成立
No.28 投資の世界史──タレースから大阪米市場まで
No.29 世界初のバブルは、チューリップの球根から
No.30 「経済成長 → 世界恐慌」のメカニズム
No.31 なぜ日本は「ナンバーワン」から転落したのか?
No.32 世界史上最大の倒産劇と60兆円の負債

第5章 財政 国家とお金

 No.33 公共事業の功罪──帝国滅亡の「法則」
No.34 桓武天皇、頼朝、義満、信長、秀吉。財政から見た日本史
No.35 経済学の誕生──財政から見たヨーロッパ史
No.36 「課税するなら独立だ!」。アメリカ独立のきっかけとは?
No.37 「緊縮財政大好き」は、江戸時代から変わっていない
No.38 借金まみれの地方自治体を復活させる方法
No.39 廃藩置県──借金まみれだからうまくいった
No.40 リスクヘッジの名手、ロスチャイルド家に学ぶ
No.41 世界恐慌から一番早く脱却した国は?
No.42 ドイツを2度救った男
No.43 アベノミクスの世界史的意味
No.44 消費税の功罪

おわりに

索引

読書案内──もう少し先へ進みたい方へ

<著者>

茂木 誠
東京都出身。駿台予備学校世界史科講師。予備校講師とは別に、現代ニュースを歴史的な切り口から考察する『もぎせかブログ』を運営するブロガーとしての顔も持つ。著書多数。

●もぎせかブログ館 http://mogiseka.at.webry.info/
政治・経済・外交・軍事など時事問題中心のブログ

●もぎせか資料館 http://www.h2.dion.ne.jp/~mogiseka/
大学受験世界史の解説・講義(録音)・ノート・問題集

<類書>

仕事に効く 教養としての「世界史」
出口 治明
祥伝社
売り上げランキング: 991

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)
水野 和夫
集英社 (2014-03-14)
売り上げランキング: 87

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