文章を校正・推敲して結果を1.5倍にする方法

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文章の校正・推敲 文章の校正・推敲をおろそかにしている人は多い。

 それは、”書くこと自体”に多大なエネルギーを消費してしまうか、持ち時間の大半を使ってしまうことが原因だ。 しかし、その代償は計り知れない。完成させることがすべてだと思い、文章の校正・推敲を忘れてしまえば、竜頭蛇尾どころの話ではない。

 実際問題、その文章がマイナスの効果を生んでしまうこともある。例えば、広告で言うと「その広告を見ていない人のほうが、見た人よりも買っている」という結果になりかねない。本末転倒とは、まさにこのことである。

 反対に、文章の校正・推敲を行えば、結果は何倍にもなってはね返ってくる。これは、誰にでもカンタンに、今すぐできる、結果を倍増させる方法だ。以下のチェックリストにしたがって、実際に行なってみてほしい。


もくじ <校正>

  1. 誤入力は無いか
  2. 漢字の変換ミスは無いか
  3. 地名や人名に誤りは無いか
  4. 改稿ミスは無いか
  5. 数字や漢字の表記は一定か
  6. 漢字とかなのバランスは適切か
  7. 句読点の位置は的確か

<推敲>

  1. 【大前提】全ては「読み手の立場」から
  2. 読み手にとって価値があるか
  3. 問題提起とその答えがあるか
  4. 言葉の定義をしているか
  5. 論旨が明確か
  6. 13歳でも理解できる内容か
  7. 書き出しと締めが関連しているか
  8. 文法をチェックする
  9. 文体をチェックする

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文章の校正・推敲チェックリスト

 校正とは、誤字脱字等の間違いを正すこと。推敲とは、文章の内容を練り直すこと。

 これらの違いをふまえて、チェック項目を1つずつ見ていこう。

校正

1.誤入力は無いか

 手書きの場合は、書き損じである。 長時間のワープロ操作や疲労、寝不足で、起こりがちなミスだ。見なおせば、すぐに発見できる。

2.漢字の変換ミスは無いか

 抗議、講義、広義、公儀、厚誼、交誼…。 これらはすべて「こうぎ」だ。前後の文脈を把握しながら、ミスを無くそう。

3.地名や人名に誤りは無いか

 人間の記憶はあてにならない。 なるべく、地名や人名等の固有名詞は、確認するようにしよう。特に人名の場合、相手に不快な印象を与えてしまうので、注意が必要だ。

4.改稿ミスは無いか

 これは、「コピー&ペースト」する場合に、起こりやすいミスだ。ソフトによっては、改稿の場所がズレる場合がある。ホームページやブログ、SNSへの投稿、あるいは、Wordやpdf等の印刷時には、必ずプレビューで確認しよう。また、引用する場合には、一字一句正確に引用する配慮も必要だ。 引用元を掲載することは、言うまでもない。

5.数字や漢字の表記は一定か

 数字の場合は全角と半角に気をつけたい。基本的には、半角で入力するのが一般的だ。また、漢字の表記は、一定にしたい。あるところで「思う」とし、別のところでは「おもう」とするのは、稚拙な印象を与えるのでいただけない。ただし、例外もあるので、使い分けが必要だ。

6.漢字とかなのバランスは適切か

 漢字は使い過ぎないほうが無難だ。とくに、接続詞には、なるべくひらがなを使うようにしよう。 漢字が多いと、文章が読みにくくなる。

7.句読点の位置は的確か

 文章とはリズムである。句読点には

  1. 意味を通じやすくするための補助
  2. 文章のリズムを整える

という、2つの役割があることを意識しよう。かといって、必ずしもルールを厳守する必要はない。句読点が個性になる場合もある。

推敲

1.【大前提】全ては「読み手の立場」から

 まず、大前提となるのは、「読み手の立場」からチェックすることだ。書き手のあなたの立場からチェックするのではない。そのためには、

  1. 誰に向けての文章か(ターゲット)
  2. どんな効果を期待しているか(アクション)
  3. 最終的な目的(ゴール)

を明確にしておく必要がある。ターゲットが、どんなアクションを起こして、最終的にゴールまでたどり着いてくれるか。読み手の立場からチェックすることが大前提だ。

2.読み手にとって価値があるか

 読み手にとっての価値とは

  • 真新しい情報
  • 得になる情報
  • ためになる情報
  • 好奇心をそそる内容
  • 誰かに話したくなる内容

などだ。ターゲットに合わせて、最低でも一つ以上は盛り込みたい。

3.問題提起とその答えがあるか

 読み手は、あなたの文章に何かを求めている。 タイトルで訴求したのなら、それに応える必要がある。そのためには、文章内で「問題提起」と「答え」を用意するのが理想的だ。すべての人が賛成してくれるとは限らないが、文章自体に意味を与えることができる。それが「読み手に応える」ということだ。

4.言葉の定義をしているか

 文章のキーワードともなる言葉には、定義をしておくと良いだろう。しかも、難しい言葉だけでなく、誰もが知っている簡単な言葉でも定義することで、読み手の理解は深まる。とくに、書くべき主題にたいして、文章の広がりがほしいときには、有効なテクニックだ。必須ではないが、使い慣れてくるとその良さに気付くだろう。

5.論旨が明確か

 文章によっては、必ずしも論理性は求められない。例えばフィクションや物語は、論理性が評価されるとは限らない。しかし、一般的に書かれる文章の大半には、論理性が必要だ。そこに主張があれば、なおさらである。論理的な文章に必要な要素は

  • 結論
  • 目的・必要性
  • 根拠
  • 方法
  • データ

である。

6.13歳でも理解できる内容か

 理想的な文章は、読み手が13歳だとしても、理解できる文章だ。納得出できればさらによい。そのためには、

  • 不必要なカタカナ語を使わない
  • 指示語を多用しない
  • 形容詞ではなく、数字で表現する
  • 要点を強調するなど、抑揚をつける
  • 具体的な表現を心がける
  • 内容をつめこみすぎない

  ことが大切だ。

7.書き出しと締めが関連しているか

 書き出し(問題提起)と締め(結論)が、関連していない文章を見かけることがある。まるで、脱線した話が、そのまま終了したようなものだ。あなたが書こうとしている文章が、主婦どうしの世間話や、雑学の多い教員の授業を、お手本としていない限り、書き出しと締めは関連させよう。読み手はとても忙しく、そしてシビアだ。

8.文法をチェックする

 文法のチェックは

  • 主語・述語の関係
  • 敬語の使い方
  • 重複表現

を確認しよう。重複表現とは、「今の現状」「あとで後悔」などだ。

9.文体をチェックする

 文体のチェックは、よみづらさに着目して行いたい。

  • 一文の長さ
  • 同じ表現の多用
  • 言葉遣いの間違い
  • 事実誤認

やればやるほど、文章力が向上する項目だ。

まとめ

<校正>

  1. 誤入力は無いか
  2. 漢字の変換ミスは無いか
  3. 地名や人名に誤りは無いか
  4. 改稿ミスは無いか
  5. 数字や漢字の表記は一定か
  6. 漢字とかなのバランスは適切か
  7. 句読点の位置は的確か

<推敲>

  1. 【大前提】全ては「読み手の立場」から
  2. 読み手にとって価値があるか
  3. 問題提起とその答えがあるか
  4. 言葉の定義をしているか
  5. 論旨が明確か
  6. 13歳でも理解できる内容か
  7. 書き出しと締めが関連しているか
  8. 文法をチェックする
  9. 文体をチェックする

 いかがだろうか。文章には、完璧さが必要だ、と言っているのではない。文章には校正・推敲が必要なのだ。

コジゲン一言メモ

 緊急の場合以外は、一晩寝かせてから確認するといいよ! とくに、夜書いた文章は、朝方しっかり確認しよう!

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